2017年7月19日のガッテン!は「疲れ目撃退!本当の原因解明SP」です。
疲れ目の原因は目の使い過ぎではなく、ある目の異変によって起こるという新常識が判明したということです。
そこで当サイト マミィでも、疲れ目や疲れ目をケアする方法などについて詳しく調べてみました!
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疲れ目とは
疲れ目とはどのような状態のことを言うのでしょうか。
疲れ目は、以下の原因によることが多いです。
一つは、目の酷使、使い過ぎによるものです。
長時間のパソコンやテレビ、ゲーム、細かい作業などで目に必要以上の負担がかかると、目の中の細胞や筋肉が疲れてしまって疲れ目状態となります。
近年多いVDT症候群(VDT:ヴィジュアルディスプレイターミナルズ)は、パソコンなどの電子機器を長時間操作することによって、目や全身、精神に支障をきたす病気のことです。
別名「テクノストレス眼症」や「IT眼症」とも呼ばれたりします。
こうしたIT機器による目の疲れに特化したサプリメントも人気があります。
関連記事:【スマホえんきん】ファンケルのスマホ労眼専用サプリ!口コミも紹介
もう一つは目の乾きによるものです。
目の働きをスムーズにするため、通常は涙が潤滑剤となっているのですが、涙量が減って目が乾いている状態だと目に負担がかかり、疲れ目を引き起こします。
こうした目の酷使による慢性的な疲れ目は眼精疲労といって、放っておくと全身症状に広がり、回復が難しくなってしまいます。
目の病気による眼精疲労
眼精疲労の原因が目の酷使によるものではなく、目の病気や目の異常、目の異変による場合もあるので注意が必要です。
・ドライアイ
ドライアイは涙の分泌量が減ったり、量は十分でも涙の質が低下することによって眼球の表面の角膜や結膜が乾燥する病気です。
ドライアイは年々増加傾向にあるといわれ、目の乾燥感だけでなく、異物感や目の痛み、まぶしさや目の疲れなど、さまざまな慢性の目の不快感を生じます。
目を使い続けることによる視力の低下も引き起こすことがあります。
ドライアイは大人だけでなく、子供の患者も増えています。
ドライアイについてはこちらに詳しく解説しています。
関連記事:子供のドライアイの症状は?対策や原因、対処法やおすすめの目薬
・緑内障
緑内障とは網膜の視神経の異常により視野が狭くなる病気です。
進行すると、視野障害や視力低下の原因となり、また眼圧が急上昇することで目の痛みや頭痛などを引き起こします。
・白内障
白内障とは水晶体が濁る病気です。
進行すると、まぶしさを強く感じたり、視力が低下したりして眼精疲労の原因となります。
・斜視または斜位
斜視は、両目の視線が一致せず左右別々の方向を向いてしまうこと、斜位は物を見るとき以外(暗闇や目を閉じた状態)左右の目が別々の方向を向いてしまうことをさします。
・眼瞼下垂
眼瞼下垂はまぶたが垂れ下がり、視野の上の方が見えずらくなります。
加齢やハードコンタクトレンズの長期使用などが原因となります。
もし眼精疲労が病気から来ている場合、すぐに眼科医の診察を受けることが必要です。
疲れ目の対処法
目が疲れた時の対処法をまとめました。
・休憩する
長時間の作業などの場合、休憩をはさんで目を休ませることが大切です。
酷使していた目を休ませると、緊張から解放され筋肉が弛緩します。
・マッサージ
目の周りの骨を軽く指圧してほぐすと、血行が促進されて疲労軽減になります。
・遠くを見る
毛様体筋という目の筋肉は、近くを見るとき収縮し、遠くを見る時緩みます。
・温める、冷やす
温めたタオルや冷たいタオルなどを目の周りにあてることで、血行がよくなり目の疲れを癒します。
・肩や首のコリをほぐす
肩こりや首のこりは眼精疲労と深くかかわっています。
肩や首をほぐして血行を良くすることで、眼精疲労も軽減されます。
・メガネの度を見直す
合わない眼鏡やコンタクトの使用は目の疲れの原因となるので、定期的に視力検査を受けて自分に合った矯正器具を使うようにしましょう。
疲れ目のために摂りたい栄養素
疲れ目によいとされる栄養素を紹介します。
・ビタミンA
ビタミンAには、角膜や網膜の細胞や角膜表面を保護する細胞を活性化させ、新しい細胞を作るはたらきがあります。
レバーやうなぎ、ホウレン草や人参などに多く含まれています。
・ビタミンB群
ビタミンB1、B12は視神経の働きを高めて視力低下を防ぐのに効果的といわれています。
また、ビタミンB2、B6は網膜の働きを助け、眼精疲労による充血などを改善する働きがあります。
ビタミンB1、B2は豚肉に多く含まれ、B6はニンニクやレバー、B12は貝類などに多く含まれています。
・アントシアニン
アントシアニンには、網膜にあるタンパク質の一つの再合成を促す働きがあります。
ブルーベリーやリンゴの皮、ナスなどに含まれる栄養素です。
・アスタキサンチン
毛様体という水晶体のまわりについている筋肉の負担を和らげ、近視の進行を予防します。
鮭やカニ、イクラなどの赤い色素がアスタキサンチンです。
まとめ
疲れ目は目だけではなく、全身に症状が広がる厄介な症状です。
目の使い過ぎなら休ませたリ、病気が原因なら治療をしたり、疲れ目の原因となっているものを解消することが、疲れ目を撃退する一番の解消法です。
たかが疲れ目とあなどらず、疲れを感じたらその都度解消していくとよいでしょう。
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