【たけしの家庭の医学】腰痛・ひざ痛の原因は股関節!?ジグリングで軟骨再生

たけしの家庭の医学 ジグリング

2018年6月12日のたけしの家庭の医学は、腰痛・ひざ痛の新原因を解明するとともに、解消法を紹介します。

そこで、当サイトマミィでも、番組内容に沿って独自に調べた情報をお届けしていきたいと思います。

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足腰や膝の痛みの原因は股関節が原因?「変形性股関節症」とは

腰痛やひざ痛は、直接痛む部分が悪いのではなく、実は股関節に原因があるかもしれないということです。

股関節は両足の付け根にある、上半身と下半身をつなぐ大きな関節です。

健康な股関節は、軟骨がクッションの役割を果たしているため、体や足をスムーズに動かすことができます。

しかし老化や肥満などで軟骨がすり減ってしまうと、骨と骨がぶつかり合ってしまうので股関節が徐々に変形してしまいます。

 

形状が変形してしまうだけでなく、炎症や痛みを伴うこの症状を「変形性股関節症」といいます。

これまで日本では、股関節の形状異常や病気による変形性股関節症が多く、特に40~50代の女性が発症しやすいとされてきました。

ですが高齢化が進む現代、病気などを伴わず老化や肥満による変形性股関節症が、とくに60歳以上で発症する人が増えているということです。

片足上げで簡単チェック

番組では、股関節が正常かどうか「片足上げ」の簡単チェック方法を紹介しています。

人は、片足をあげた状態だと、地面について負荷のかかっているもう一方の脚側の股関節には体重の約4倍もの力が働くといわれています。

そのため、片足上げでまっすぐ立てなかったり、痛みを感じるような人は注意が必要ということです。

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ジグリング=貧乏ゆすりで軟骨再生

すり減った軟骨を再生する方法として、ジグリングが注目されています。

ジグリングとは、久留米大学名誉教授、柳川リハビリテーション病院名誉院長である井上明生先生が提唱している療法です。

関節に負担をかけない小刻みな摩擦運動のことを言いますが、実はこれ、貧乏ゆすりの動作なんです。

 

股関節には血管やリンパ管や神経などが通っておらず、栄養補給は関節液が循環することによって行われます。

ジグリングを行うことによって関節液の循環がよくなると、栄養が軟骨にいきわたるようになるので、軟骨の再生が促されると考えられるということです。

ジグリングのやり方

1.椅子に深く腰掛け、姿勢をまっすぐに正す。

2.つま先はつけたまま、かかとを2cm程度小刻みに上下させる。

これだけです!

最初は片足ずつ、慣れてきたら両足同時に行ってもOKということです。

ポイントは、根気よく続けること

上下に動かすスピードはゆっくりでも構いませんが、なるべくたくさん行うことが効果を出す秘訣だそうです。

まとめ

貧乏ゆすりが股関節の軟骨再生に有効とは驚きでした。

そういえば、以前の家庭の医学で「かかと落としが骨密度アップに効果的」という内容も放送されていましたね。

いつでもどこでもできる簡単な動きなので、ぜひお試しください。

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