たけしの家庭の医学、2018年6月26日の頻尿特集はこちらです。
2018年2月6日の『名医とつながる!たけしの家庭の医学』は、頻尿の改善について紹介します。
番組では足のある部分をたった1分マッサージするだけで、頻尿が改善できる方法が紹介されます。
そこで当サイトマミィでも、番組内容に沿って、頻尿の改善に効果的なマッサージを調べてみたのでお伝えしたいと思います。
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頻尿とは?
最初に、頻尿についての説明です。
頻尿とは、尿の回数が多かったり、排尿の間隔が短かったりする症状のことです。
日本泌尿器学会によれば、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上だと一般的に頻尿とされるということです。
でも、8回以下であっても自分で「多いな」という自覚があるような場合にも、頻尿の可能性があるということです。
頻尿の原因
次に、頻尿の原因です。
頻尿の原因は、主に次のことが考えられます。
過活動膀胱
過活動膀胱は、尿がまだ十分たまっていないのに膀胱が勝手に収縮して尿意をもよおす病気です。
尿の量自体は少ないのですが、我慢できないほどの尿意を感じ、何度もトイレに行くようになります。
パーキンソン病や前立腺肥大症などの病気が原因でなる場合もありますが、加齢や原因不明のことも多く、頻尿の中でも最も悩んでいる人が多い症状ということです。
残尿
排尿後にも膀胱の中に尿が残る症状です。
膀胱がうまく収縮できなくなって、1度で排出できずに何度もトイレに行くようになります。
多尿
膀胱や尿道に問題がなくても、尿量自体が多いことも頻尿になる原因です。
水分の摂り過ぎや、利尿作用のある飲食物などが原因になります。
尿路感染・炎症
尿路感染や炎症がある場合にも頻尿の症状が出ることがあります。
心因性
膀胱や尿道に問題がないにもかかわらず、気になって何度もトイレに行くような心因性の頻尿という場合もあります。
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足マッサージで頻尿改善!
頻尿改善に効果があると番組で紹介していたのは、くるぶしマッサージです。
くるぶしマッサージは、欧米で実際に行われている治療法を、番組名医の山西先生がアレンジしたというものです。
このマッサージで意識したいのが、「三陰交(さんいんこう)」というツボです。
内くるぶしの一番高い部分に小指を合わせ、指4本分、人差し指が当たるところにある、骨と筋肉の境目にあります。

押すと、少し痛みを感じる部分が三陰交の場所です。
頻尿改善のためには、三陰交をやや強めに1分押すだけ。
これを朝昼夜の1日3回やるだけでいいそうなので、とっても簡単ですね!
三陰交への指圧は、神経を直接刺激するので、神経の誤作動によって起こる頻尿の改善だけでなく即効性も期待できるとのことです。
また、2017年12月放送の『たけしの家庭の医学』で夜間頻尿について取り上げたときに、むくみが夜間頻尿と関係あることがわかり、内スネを押してむくみがあるかどうか確かめる「ふくらはぎチェック」が紹介されました。
当サイトマミィでは、自分で簡単にできる足ウラマッサージを紹介したいと思います。
足の裏には反射区と呼ばれる、さまざまな臓器と繋がるツボがあります。
ここではとくに、頻尿と関係の深い膀胱と腎臓、副腎、輸尿管のツボを紹介します。

まず、足の指を曲げた時、へこんだところにある湧泉のツボは、体力や気力を高める万能のツボです。
むくみを改善したり、冷えの解消にも効果的です。
湧泉の下には副腎、さらに下には腎臓のツボがあります。
膀胱の反射区は土踏まずのアーチから内くるぶしに沿って広がり、腎臓と膀胱を結ぶ線上に輸尿管の反射区があります。
この一帯を刺激してあげると、尿トラブルの改善に効果的といわれています。
男女別!頻尿で気をつけたい病気
頻尿が病気の症状である場合もあるので、男女別に気をつけたい病気をあげてみたいと思います。
男性の頻尿
前立腺肥大
前立腺は膀胱の下にあり、中を尿道が通っています。
前立腺が加齢とともに肥大化すると、尿道や膀胱が圧迫されて頻尿や残尿感を感じるようになることがあります。
女性の頻尿
女性の場合、出産や閉経後に、骨盤底筋という下腹部で臓器を支えている筋肉が緩んでしまうことがあります。
すると尿漏れや頻尿などが起こりやすくなってしまうのです。
また、女性に多い膀胱炎も、頻尿や残尿感といった症状に現れることがあります。
まとめ
頻尿や尿漏れの悩みは、年とともに誰でも起こりうる問題です。
最近では、ストレッチやマッサージで自分で改善する方法もたくさん紹介されています。
まずはできることから始めて、快適な毎日を過ごしていきたいですね。
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