【たけしの家庭の医学】BATで内臓脂肪燃焼!2018年6月26日まとめ

たけしの家庭の医学 BAT

2018年6月26日のたけしの家庭の医学では、内臓脂肪を勝手に燃やしてくれるというBATという細胞を特集します。

BATを活性化させる生活習慣や食材などが紹介されますが、当サイトマミィでも独自に調べたBAT情報を、番組内容に沿ったかたちで提供したいと思います。

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BATとは

はじめに、BATについてわかりやすく解説します。

BATは、褐色脂肪細胞(Brown adipose tissue)のことです。

BATは脂肪細胞ですが、脂肪を燃焼してエネルギーを発生させる働きがあります。

脂肪細胞は2種類あり、もう一つは白色脂肪細胞と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪です。

褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞は、同じ脂肪でありながらまったく対照的な特徴をもっています。

 

BATは鎖骨や、肩甲骨まわりや脊椎まわりなどの背中に存在しています。

年齢とともに減っていってしまうため、年をとると太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。

BATの働き

BATの働きは、最初に説明した通り「脂肪を燃焼してエネルギーを発生させる」ことです。

BATが活性化した場合の脂肪燃焼効果は、通常筋肉を動かした場合に比べてなんと70~100倍にもなるといいます。

BATをしっかり増やして働かせることができれば、体重を1年で1~2キロほど抑えられることが期待できるそうです。

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内臓脂肪が増えるとどうなるの?

内臓脂肪が増えると、どのようなことが起こると思いますか?

内臓脂肪は内臓の周りにつく脂肪で、皮下脂肪と違って見えないところであるため、なかなか自覚できません。

内臓脂肪を放置しておくと、糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まるといわれています。

メタボリックシンドロームの診断で腹囲を測定をするのも、内臓脂肪がお腹につきやすいからです。

BATを増やす方法

では、BATを増やすにはどうしたらよいのでしょうか。

番組では、現在食事制限も運動も一切していないという40代以上の4名を調査して、BATの量を増やす生活習慣を探ります。

そこで、こちらでは、一般的に褐色脂肪細胞を活性化するのに効果的といわれている方法を紹介したいと思います。

寒冷刺激

脂肪の燃焼や、白色脂肪細胞をBATに変える遺伝子を活性化させるホルモンに「イリシン」というものがあります。

2014年に報告されたアメリカ国立衛生研究所の研究では、約10~15分の寒さによる震えで、1時間の運動と同じくらいのイリシンの上昇が認められたということです。

つまり寒さによる刺激が、白色細胞をBATに変えるということがわかったのです。

普段の生活に取り入れるなら、冷たい水に手を浸したりお風呂上りに脚に水シャワーをかけるなどができそうですね。

肩甲骨ストレッチ

BATが多く集まる肩甲骨を中心にストレッチしてほぐしてあげると良いといわれています。

両手をまっすぐ上げ、ひじを曲げながら肩甲骨を寄せ合うように腕をゆっくりおろします。

簡単だし、肩こり改善にも役立ちますよ。

BATを増やす3種の食材

BATを増やすレシピを、奥薗壽子さんが紹介してくれます。

ポイントは、「ポッカポカな食材」「ツーンとくる食材」「スーハーする成分が含まれている食材」の3つです。

1.ポッカポカな食材

一つは、唐辛子や黒コショウ、生姜などの食材です。

唐辛子のカプサイシン、黒コショウのピペリン、生姜のジンゲロールなどが働きます。

2.ツーンとくる食材

玉ねぎやにんにく、ワサビなどの食材も、BATを活性化するのに有効です。

玉ねぎやにんにくにはアリシンが、ワサビにはイソチオシアネートが含まれています。

3.スーハーする成分が含まれている食材

スーッと清涼感のあるミントも良いそうです。

ミントのメントールや、ペパーミントに含まれるメンチル乳酸という成分が有効といわれています。

その他

緑茶のカテキンや、シナモンのシナモアルデヒド、また魚に含まれるDHAやEPAも効果があるそうです。

DHA・EPAの成分を毎日摂るなら、サプリが手軽ですよ。

まとめ

BATが増えて活性化されれば、運動や食事制限をしなくても内臓脂肪が減らせる可能性があることがわかりました。

BATを増やす方法は、特別むずかしいことではありません。

普段の生活にちょっとした心がけをプラスして、BATを活性化させましょう。

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