サンタクロースの秘密・子供にちょっと自慢できちゃうマメ知識

サンタクロース

真っ赤な服を着て白いおひげを生やした太ったおじいちゃん、サンタクロース。

クリスマスのキャラクターかと思いきや、実在するとしたらワクワクしませんか( *´艸`)

子供も大人も知って楽しいサンタさんのあれこれ、クリスマスの前にちょこっと知っておきましょう。

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サンタクロースってどんな人?

サンタクロースってどんな人なのか、ご紹介します。

はじめに、サンタクロースは世界に1人ではありません

グリーンランド国際サンタクロース協会が正式に承認したサンタクロースだけが、本物の公認サンタクロースになることができ、2013年の発表では(←これ以降のデータが見つかりませんでした(*_*))世界中に120人、そのうち女性が約30人いるそう。

 

ちなみに、アジア圏で唯一、公認サンタクロースとして日本人のパラダイス山元さんという方が活躍されています!

公認サンタクロースになるには、①資格を満たし、②試験に合格し、③長老サンタ及び弟子サンタ全員の承認を得て初めてサンタクロースとしての活動が認められるのです。

資格

サンタクロースになろうと思ったら、次の4つの条件を満たしている必要があります。

1.結婚していること

離婚した場合にはサンタクロースの資格もはく奪されてしまう、とのことです。

 

2.子供がいること

現在では「子供がいることがふさわしい」とやや条件が緩和されているので、里子や養子を育てて活躍しているサンタクロースもいるようです。

 

3.これまでサンタクロースとしての活動経験があること

 

4.サンタクロースにふさわしい体形であること
(衣装その他装備込みで体重120kg以上 ※ただし女性はその限りではない)

痩せてしまってはいけないそうで、痩せないための体系維持も必要。

 

ここまでの条件に当てはまった場合、次に待っているのは書類審査です。

通過者にはグリーンランド国際サンタクロース協会から試験についてのお知らせが届きます。

サンタ試験

サンタクロースの試験内容です。

 

移動方法

試験会場は、世界サンタクロース会議の会場であるデンマークのコペンハーゲンで行われます。

季節は夏真っ盛り!

サンタクロース候補生は、自宅から会場まで(バスや電車、出入国審査だけでなく飛行機でもですっ!)サンタクロース姿の正装で移動しなければなりません。

現地の空港に到着したら、出身国の小旗を振りながらにこやかに降りるということまで指示されているそう(^^;

 

体力試験

  • 50メートル全力疾走
  • はしごで煙突(高さ280cm、内幅120×120㎝)早登り→煙突から暖炉にもぐり、這い出てツリーの下にプレゼントを置く
  • 暖炉の上に置かれたクッキー6枚・牛乳568mlを早食い、完食
  • 再び暖炉から梯子を上り、煙突のてっぺんで国旗を振り、はしごを使って煙突を降りたら50メートル走ってゴール!

これを、なんと2分以内にクリアしないといけないんです(*_*)

 

しかも、クリアした者の中から長老面接(最終面接!)に進めるのはたったの上位2名。

私でもたぶんクリアできそうもないこの課題、体重120kgでパスしちゃうんですからサンタさん恐るべしです。

でもこの体力とスピードこそ、一晩で世界中の子供たちにプレゼントを届ける秘訣なんでしょうね!

 

長老面接

長老面接は正装で臨みます。

サンタクロースのイメージを保ちつつ、候補生の出身の伝統や風習に合った自作の衣装を身に着けなければなりません。

日本であれば、紅白の着物をベースとした衣装ってとこでしょうか…

 

そして、英語かデンマーク語で、長老の前で自己紹介を行います。

そのあと、合否を左右すると言っていい「宣誓分」の朗読です。

サンタの古文書を、先輩サンタたちが見守る中、ステージの上で「HoHoHo(ほっほっほ~)」だけで読み上げます。

これを、サンタ全員が納得するまでやらなきゃいけません…

 

ここまで終わったら長老がサンタ全員に意見を聞き、みんなが賛成したところで晴れて公認サンタクロースになれるということです。

そんなわけで、サンタクロースは見た目・知力・体力すべて兼ね備えたスゴイ人だということがわかりましたね(^^)v

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サンタクロース豆知識

サンタクロース001

サンタさんにまつわる豆知識です。

サンタさんの服の色はコカ・コーラ?!

サンタクロースといえば、真っ赤な衣装に白いふわふわ、黒いベルトが特徴的ですね。

でも、最初は服の色は決まっておらず、いろんな色を着ていたとのこと。

イギリスでは「ファーザークリスマス」と言われ、緑の服を着ていたそうです。

 

1931年、コカ・コーラがクリスマスのキャンペーン用に、赤い服を着た白髭で陽気な微笑を浮かべたサンタクロースを広告に登場させました。

これをきっかけに、世界中に赤い服のサンタのイメージが定着したということです。

本当?と思われるかもしれませんが、コカ・コーラ社の公式ホームページにも載っているお話です。

悪い子に来るのは、ブラック・サンタ

ドイツの言い伝えで、悪い子の家には黒いサンタ、通称「ブラックサンタ」が来るそうです。

その外見は、長い髭をもち、鈴のついた毛皮の服を着て、長い棒や灰の袋を持っているのが特徴です。

サンタクロースが天使だとすると、ブラックサンタは悪魔です。

 

サンタクロースが良い子の家にプレゼントを置いていくのとは反対に、ブラックサンタは悪い子にお仕置きをした上、、持っている袋の中に閉じ込めてさらっていってしまうんだとか。

このお話を聞けば、言うこと聞かない子もちょっとは聞き分けよくなるかもしれません?!

年に一度の晴れ舞台!クリスマスのサンタさんの1日

サンタクロースにとって、12月24日はこんな1日なんです。

サンタさんがクリスマスにプレゼントを配らなきゃいけない子供は全世界で12億人もいます!

旅行サイト「トリップアドバイザー」が面白いデータを公表しています。

 

サンタさんが24時間以内に1人でプレゼントを配るためには、なんと1秒間に6000世帯を回り15000個のプレゼントを渡さないといけない計算になります(*_*)

逆に、24時間以内にすべての子供たちにプレゼントを配って回るには、107万人のサンタクロースが必要ということ。

荷物の重量は38万5502トンに及び、これを入れる袋のサイズは東京ドーム約6個分だそう!

これを107万人で分担したとしても、1人あたり360キロ、480世帯です。

こんなに過酷な任務だからこそ、サンタクロース認定試験もあんなに厳しいものなんでしょうね。

サンタクロースの休日

過酷な過酷な12月24日以外の日は、サンタさんは何をしているか、気になりませんか(#^^#)

サンタさんはクリスマスが終わると、翌年のクリスマスまで長いバカンスに入ります。

トナカイさんの世話やソリのメンテナンス、体力トレーニングなどの「仕事」はありますが、サーフィンをしたり釣りをしたり、結構リア充らしいです♪

サンタ バカンス

「サンタ・休日」でネット検索すると、休日をエンジョイしているサンタさんの写真がたくさん出てきますので見てみると楽しいですよ!

ただ、毎年7月は恒例の世界サンタクロース会議というのがデンマークで行われるので、この会議には全員出席しなくてはいけません。

サンタテストの時期ですね!

 

この会議では世界の子供たちの現況や、プレゼント事情などについて地域ごとの傾向などの報告や話し合いが行われます。

ちなみにこの会議のための飛行機代や宿泊費などはすべて自腹だそう…

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お役立ち情報

クリスマス、サンタクロースに関する知って嬉しいお役立ち情報です。

お願い事は公式サンタクロースのブログからできます

アジア唯一の公認サンタクロース、パラダイス山本さんのブログにプレゼントのリクエストを書き込むことができますよ!

http://yaplog.jp/santa/

サンタクロースへのお手紙はこちら!お返事ももらえる

サンタクロース中央郵便局という、日本・フィンランドサンタクロース協会公式の郵便局に申し込みます。

手紙は、受取人の名前での呼びかけからはじまり、また文末には30文字のオリジナルのメッセージを入れられます。

内容を年齢や言語にあわせて「幼児向け」と「子ども~一般向け」「英文」から選ぶことができ、クリスマスシーズンになったらフィンランド・サンタクロース中央郵便局のサンタクロースから手紙が届くというしくみです。

サンタクロース郵便局

なお、返信はがきが同封されているので、これをつかってサンタさんに手紙を書くことができます。

手紙を出すと、翌年の8月にサンタさんからサマーカードが国際郵便で届きます。

サンタさんと文通ができるなんて、とってもワクワクしますね!

手紙は1通1600円で、贈り物とセットのプランもあります。

http://jf-santa.gt.shopserve.jp/

クリスマスサンタ追跡

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)によるサンタ追跡(NORAD Tracks Santa)で、サンタクロースが全世界の子供に プレゼントを届ける様子を追跡しています。

追跡の際にはサンタクロースは「BIG RED ONE」というコールサインで識別されています。

日本語をはじめ、8か国語に対応。

なぜ軍がサンタを追跡?!と思いますよね(^^;

ここにも、ほほえましいエピソードがあります。

 

1955年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズ ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、 誤った電話番号を広告に掲載してしまいました。

サンタにつながるはずのその番号は、なんとCONAD(中央防衛航空軍基地)の司令長官のホットラインの番号だったのです。

司令長官は鳴りやまない子供たちからの電話に驚きはしたものの、サンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させ、電話をかけてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことが始まりです。

 

その3年後、カナダと米国の両政府は「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)」として知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設し、そのときにサンタ追跡も引き継がれたということです。

こちらのサイトは12月1日から稼働しますので、今年のクリスマスは親子でサンタさんの居場所を追跡しましょう!

http://www.noradsanta.org/

Googleサンタ

「Google Santa Tracker」という、サンタさんを追いかけて、どこでプレゼントを配っているかをチェックするアプリもあります。

サンタトラッカーは特設のwebサイト、Chromeのプラグイン、Androidアプリ、Chromecastと幅広いもので使えます。

ジェットパック、ボールころがし、ロケット付きのそりなど、かわいいアニメーションでゲームも楽しめます。

無料で利用できちゃうので、こちらもインストールしておけば親子で楽しめますね。

https://santatracker.google.com/#village

まとめ

小さい頃から身近な存在だったサンタクロース、知っているようで知らないことがまだまだたくさんありそうです。

私も、いろんなエピソードを知れば知るほど、ますますサンタさんが大好きになりました!

サンタさんの存在を信じなくなってきた子供も、一緒に追跡などで遊べば、また夢を取り戻してくれるかもしれません?!

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