泥だんご作りに砂場遊び、野球にサッカーなどなど、いくつになっても子ども服の洗濯にはつきものの泥汚れ。
汚れがひどいとわざわざ分けて洗ったり、洗濯機に入れる前に水につけて置いたり、といろんな工夫をしてきましたがどうもすっきり落ちないんですよね。
でもこれを実践すれば、組体操を頑張った体育着も、スライディングしたユニフォームも真っ白きれい、元通り!
泥んこお洗濯のユウウツともおさらばです。
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汚れの種類

一口に「汚れ」と言っても、全部同じではないって知ってましたか?
汗など水に溶けるものは「水溶性汚れ」、皮脂など油に溶けるものは「油溶性汚れ」、そして、泥は「不溶性汚れ」です。
不溶性とは、読んで字のごとく、溶けません。。。
水に洗剤を入れて洗う洗濯機洗いで落ちるのは、水溶性と油溶性の汚れです。
なので、不溶性の泥汚れが洗濯機洗いでは落ちないのは当たり前だったんです。
泥汚れというのは、繊維と繊維の隙間に細かい土や砂が入り込んだ状態です。
土や砂は、水にも洗剤にも溶けません。
ちょっと考えてみてください。
あなたのお家の洗面台が詰まってしまいました。
排水溝を見ると、髪の毛が絡まって、目詰まりしていました。
さて、どうしますか?
そうです、爪楊枝とかブラシで、掻き出しますよね?
泥汚れも同じです。
繊維と繊維の間に詰まった汚れ(土や砂)を、掻き出してあげればいいのです。
泥汚れの洗濯方法

1.乾かす
まず、絶対にしてはいけないのは「つけ置き」です。
意外とこれ、やっちゃってる方多いんですよね~。
でも、泥汚れって水につけるとどんどん繊維の奥に浸透してしまうので逆効果なんですよ!
もし、泥が濡れた状態になっていたらまずはしっかり乾かしてください。
2.こする
汚れ部分が乾いたら、ブラシ(洗濯用のブラシでも、なければ歯ブラシや上履き洗うブラシでも)で泥汚れ部分をこすります。
お風呂場などに広げて、汚れを内から外に掻き出すようにこすってくださいね(ごしごし往復させると、せっかく掻き出した汚れをまた繊維に刷り込んでしまうことになるので、必ず一方向にこすってください)。
3.固形石鹸で部分洗い
洗濯用の固形石鹸があればよいですが、なくても固形石鹸なら何でも大丈夫です。
石鹸を水にくぐらせ、汚れ部分にこすりつけていきます。
そのあと、ぬるま湯で泡立てて洗い流します。
4.洗濯機で仕上げ洗い
部分洗いが終わったら、洗濯機で洗いましょう。
1~3で浮かせた泥汚れと、皮脂や汗などを一緒に洗い流します。
ここまでで、かなりきれいになりますが、さらに真っ白くしたい!という場合には、次のことも試してみてくださいね。
重曹をつかう

洗剤と重曹を1:1で混合したものを汚れに直接塗りこみ、しばらく放置。
そのあと、洗濯機で普通に洗います。
この洗濯液で煮沸すればさらに効果的ですが、なかなか衣服を洗える鍋など家庭にはないと思うので、つけ置き洗いでも十分白くなりますよ^^
歯磨き粉をつかう

お家に重曹がない人は、歯磨き粉でも代用できます。
歯磨きの要領で、ブラシに歯磨き粉をつけてゴシゴシ。
歯磨き粉の研磨剤が、泥汚れを浮かせて掻き出してくれます。
まとめ
帰宅した子どもの服を見て、「今日もたくさん遊んだねっ!」って嬉しい反面、「あ~またこんなに汚して」「洗濯面倒くさ…」「靴下、またダメにして」なんてストレスからもこれで解放されますねっ。
普段の洗濯に、家にあるものでひと手間(といってもとても簡単です!)加えるだけで、いつでもきれいなお洋服で送り出してあげられます。
さっそく、今日から試してみてくださいね。
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