5月14日は母の日です。
母の日といえば赤いカーネーションですが、青いカーネーションがあるのをご存知ですか?!
今年は、世界で唯一の青いカーネーション【ムーンダスト】を贈って、いつもと違う感謝の気持ちを表現してみませんか。
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青いカーネーション「ムーンダスト」とは

ムーンダストとは、サントリーとオーストラリアのフロリジン社(2010年 活動休止)との共同開発により生まれ、1997年にブランド化された世界初の青いカーネーションです。
最近では、2017年4月28日~30日に東京都辰巳国際水泳場で開催された「シンクロ 第93回 日本選手権水泳競技大会 / JAPAN OPEN 2017」の会場装飾とビクトリーブーケに使われたことでも注目されています。
ふつうカーネーションって、赤とか黄色、ピンクや白のイメージですよね。
ムーンダストの青は、ペチュニアなどの青い花から青色色素を作る遺伝子を採取してカーネーションの遺伝子に組み込んで作られているんだそうです。
生産国はなんと南米!
南米で作られる理由は、気温が15~22℃と常春の気候で、年間を通じて高品質なカーネーションの生産に適しているからだということ。
赤道直下で標高2200m~2500mの高地なので、日照の強さが花色の発色の美しさを作りだすのだそうです。
ムーンダストの花言葉
すべてをやさしく包み込む月の光をイメージして作られたムーンダストの花言葉は「永遠の幸福」。
ムーンダストという名前の由来も、『月のようにやわらかな包容力のある花に』との思いが込められています。
月は豊穣、生産の象徴で、母性、やさしさ、包容力をあらわします。
ムーンダストの種類
ムーンダストはスタンダードタイプが4種類、スプレータイプが2種類あります。
スタンダードタイプ
・アクアブルー 淡くて上品な青

・ライラックブルー 淡い赤みがかったブルー

・プリンセスブルー 深みのある青紫色

・ベルベットブルー 紫に一番近い最も濃い青

スプレータイプ
・サファイア 濃い青紫色

・アクアマリン 淡くつややかで透明感のある青

母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?
母の日にカーネーションを贈るのはなぜでしょう、いつからの習慣なのでしょうか。
母の日はアメリカ生まれ
母の日は1910年にウェストバージニア州で始まり、少しずつアメリカ全土に広まっていき、ウェストバージニア州の知事が「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言して1914年に正式に「母の日」として制定されました。
母の日にカーネーションを贈るようになったのは、ある一人の女性の行動が始まりだといわれています。
アメリカの南北戦争で負傷兵のケアに尽力し、生涯を捧げたアン・ジャービスという女性が亡くなった時、教会で行われた追悼式で娘のアンナが参列者に母が好きだった白いカーネーションを配ったそうです。
そこから母の日のシンボルとしてカーネーションが広まった、といわれています。
また、キリスト教の教えでは、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが流した涙の跡に咲いた花がカーネーションだった、とされています。
こうしたことからも、母の日の花としてカーネーションが定着したのではないかということです。
日本で広まったのは明治時代
日本では、1937年に森永製菓が母の日を全国的に告知したことで一気に認知度が上がったといわれています。
ですがすぐに戦争が始まってしまったので、1947年に改めて正式に5月の第2日曜日が母の日として制定されたということです。
色で違う?!カーネーションの花言葉
カーネーションの色によって花言葉や意味が違います。
赤・・・母への愛・母の愛・純粋な愛・真実の愛
深紅・・・私の心に哀しみを
ピンク・・・感謝・気品・温かい心・美しい仕草
白・・・私の愛情は生きている・尊敬
黄色・・・軽蔑・嫉妬
オレンジ・・・熱烈な愛・純粋な愛
紫・・・誇り・気品
相手の好きな色で選ぶのも一つの選び方ですが、黄色や深紅のカーネーションを贈るときには注意が必要かもしれません。
ムーンダストが買える店
ムーンダストの取り扱い店舗についての情報です。
ムーンダストは特別なカーネーションなので、赤やピンクのカーネーションのようにどこでも買えるわけではなく、取り扱い店舗が限られています。
日比谷花壇や青山フラワーマーケットなど大きなお花屋さんでは扱っていますが、町のお花屋さんではなかなか見つけることができないかもしれません。
そういうものを買う時に便利なのがネット通販ですね!
楽天では2800円~、Amazonでは2980円~ありました。
もちろん、サントリーフラワーズギフトの公式ホームページでも通販があります。
いずれにしても、母の日に間に合わせるためにはすぐに手配をしないと在庫切れになったり、指定の日に届かなかったりしてしまうので、まだお花の用意をしていない人は急いでくださいね!
ムーンダストのまとめ
私も子供の頃から、毎年母の日には赤いカーネーションを贈っていました。
そして今、自分ももらう立場になりました。
母の日の由来やカーネーションのもつ意味を改めて知ってみると、感謝や愛情の気持ちがさらに増すような気がします。
日頃お世話になっているお母さんに、今年は珍しい青いカーネーション「ムーンダストを贈ってびっくりさせてみてはいかがでしょうか。
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