2018年2月19日放送の名医のTHE太鼓判!は『耳鼻喉の不調は大病のサイン!?』という内容で、耳や鼻や喉の不調に隠された病気について名医が解説します。
耳老けやモーニングアタック、落ちベロや玉ねぎハニーなど、気になる情報が満載です。
そこで当サイトマミィでは、番組の内容について独自に調べた情報を、わかりやすく解説していきたいと思います。
スポンサーリンク
難聴は耳フケのサイン?
番組では、耳の老化を耳フケと紹介しています。
耳の老化で最もわかりやすく、そして多いのが「聞こえずらくなる」という難聴です。
年をとると、高い周波数の音がだんだん聞こえずらくなってくるといいます。
よく、若い人だけに聞こえるといわれる「モスキート音」も、高周波です。
以下の動画でモスキート音(周波数)を使用した耳年齢チェックができます。
日常的には、サ行やタ行の音は周波数が高いので、年を重ねるほど聞き間違いが起こりやすくなるということです。
聞こえにくいのを放っておくと、耳鳴りがしたり、知らない間にストレスがたまったりします。
聞こえないから、とテレビなどのを大音量で聞いていると、さらに難聴を進行させてしまうおそれがあります。
耳が聞こえずらくなったな、と感じたら、聞こえに効果的といわれるビタミンB12を含む食べ物を食べてみましょう。
ビタミンB12は、傷ついた末梢神経を修復させる作用があるので、聴覚神経の働きも助けてくれます。
主にレバーやアサリ、魚などに多く含まれる栄養素です。
鼻水が止まらないのはモーニングアタック!?
鼻水が止まらないなどの症状が出る、モーニングアタックについてわかりやすく説明します。
モーニングアタックは、花粉症などのアレルギー性鼻炎の人が朝起きたときにあらわれる、鼻水やくしゃみなどの発作的な鼻炎症状です。
これは、夜のうちに床に落ちてきた花粉やハウスダストなどが、起き上がったり布団をたたんだりすることによって舞い上がり、吸い込んでしまうことや、自律神経のバランスが一時的に乱れることが原因ではないかといわれています。
特に花粉症の季節は鼻の粘膜が敏感になっているので、モーニングアタックの症状が出やすい時期です。
対策としては、花粉をなるべく吸いこまないようにすることと、自律神経のバランスを整える規則正しい生活をすることを心がけるとよいでしょう。
空気清浄機を使ったり、こまめに掃除をしたり、部屋を乾燥させないようにしたり、花粉を体に入れないようにすることが大切です。
また、朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる、なるべく決まった時間に就寝・起床して生活リズムを規則的にすることが、自律神経のバランスを整えるために効果的です。
目覚めてすぐ起き上がるのではなく、布団の中で数分間モゾモゾと手足の指を動かしたりしてから起き上がることも、交感神経のスイッチを入れるために効果的です。
スポンサーリンク
花粉症に!玉ねぎハニー
番組では花粉症対策に玉ねぎハニー(玉ねぎはちみつ)を紹介しています。
作り方はとても簡単です。
玉ねぎをみじん切りにし、玉ねぎが浸かるくらいヒタヒタにハチミツを入れれば、数時間~2日程度で完成です!
昔から、玉ねぎハニーは咳止めやのどが痛い時の民間療法として利用されてきました。
玉ねぎには抗酸化成分ケルセチンやプロトカテキュ酸、ビタミンCが多く含まれ、アレルギーを抑える働きに優れた野菜です。
またはちみつも、抗酸化作用や抗菌作用があり免疫力を高めてくれるフラボノイドなどの栄養素が豊富に含まれているので、花粉症などのアレルギーを緩和するのに役立つ食材です。
花がつらい時など、直接鼻の穴に塗るという民間療法もあるみたいです。
そんな玉ねぎとハチミツのダブルのパワーが凝縮された玉ねぎハニーなら、期待できそうですね。
ルー大柴に見つかった落ちベロ・ラクナ梗塞とは
ルー大柴さんが、食べるとむせてしまう原因は「落ちベロ」と「ラクナ梗塞」が原因ということが、番組でわかりました。
ルー大柴さんは番組のロケ中、ラーメンや唐揚げなどが飲み込めず、むせてしまう様子が見られます。
調べてみると、食べ物を飲み込みにくくなった原因は二つあることがわかったそうです。
落ちベロとは
食べ物が飲み込みにくくなる原因の一つが、落ちベロというものです。
落ちベロは、舌の筋肉が衰えて、舌全体が下がってしまう症状のことで、40代~50代くらいからみられる加齢現象です。
落ちベロになると、食べこぼしやむせるだけでなく、口呼吸になってしまうことも問題視されています。
口呼吸だと、ウイルスや細菌などが感染しやすくなったり、粘膜が炎症を起こすことでアレルギー症状が起きやすくなったりする心配があります。
ラクナ梗塞って?
ラクナ梗塞は小さな脳梗塞で、症状はゆっくりと進行するため気づかない人も多いといいます。
ラクナ梗塞があると、脳の伝達物質であるドーパミンが減ってしまい、飲み込む力が衰えてしまうことがあるといいます。
ルー大柴さんのように、物が飲み込みずらくなる嚥下(えんげ)障害だけでなく、声がかすれたりする症状が出る人もいるようです。
ラクナ梗塞の予防は、毎日の血圧管理が大切です。
物が飲み込みにくいという嚥下障害があると、誤嚥性肺炎を引き起こす原因にもなるので、飲み込む力を鍛えておくことは大切です。
舌や喉を鍛えるための、簡単な方法はこちらを参考にしてください。
血圧サプリの人気ランキングはこちらをご覧ください↓
滋賀県の湖魚は長寿の秘密?!
滋賀県が長寿県なのは、「よく湖魚を食べているから」ともいわれています。
滋賀県と言えば琵琶湖、湖で採れるアユやモロコ、イサザなどの魚が、長寿の秘密ではないかといわれているのです。
湖魚(川魚)は血管や血液を健康に保つとされるDHAやEPAが多く含まれているため、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞を予防します。
湖魚だけでなくカワエビなどもよく食べるといい、これら小魚やカワエビは頭からしっぽまで丸ごと食べるため、カルシウムもたくさん摂れるのです。
血管や筋肉、骨を丈夫にすることは、健康長寿の基本です。
滋賀県が長寿県なのは、DHAやEPA、カルシウムをたくさん摂っているからというのが、健康長寿県といわれる理由なのかもしれませんね。
まとめ
耳、鼻、のどはそれぞれがつながっていて、呼吸や食べ物を飲み込むこと、声を出すことなどすべての動作にすべてが働いています。
お医者さんの診療科でも、耳鼻咽喉科とひとくくりになっていますよね。
耳、鼻、のどを健康に保って、病気を予防していきましょう。
スポンサーリンク