2018年1月22日放送の名医のTHE太鼓判!は、『目の寿命は…70歳 スッキリ若返りSP』と題して、老眼・近視・白内障・ドライアイなどの対策について放送します。
そこで当サイト マミィでも、番組テーマに沿ってこれらの目の症状について詳しく調べたことを、わかりやすく解説したいと思います。
スポンサーリンク
目の寿命は70歳?!目にまつわる様々な症状
目の寿命や、目にまつわる様々な症状について初めに簡単に触れたいと思います。
私たちが起きている間、目は絶えず働いています。
そのため、疲れ目や乾き目(ドライアイ)、老眼、かすみ眼など、日常的に様々な深い症状を抱えている人も多いのではないでしょうか?
目のレンズの役割をしている水晶体の寿命は、個人差はあれ、65〜70歳が寿命だといわれています。
水晶体は老化によって濁り、その結果白内障となります。
白内障になると色が見えにくくなり、やがて視力はどんどん失われていくといいます。
白内障だけでなく、加齢によって起こりやすい目の病気に、緑内障や加齢黄斑変性などもあります。
最近では若い人でも、スマホやゲームの使い過ぎによって目の疲れを訴える人が増えているようです。
目の病気を予防するために、疲れたらこまめにケアしたり、眼科に相談に行くなど、早めに対応したいですね。
モト冬樹が白内障手術で視力回復!
番組では、モト冬樹さんが白内障の手術で視力回復するまでに密着しています。
66歳のモト冬樹さんは、「目の健康年齢が70歳ですでに寿命」と番組で診断されたことをきっかけに、手術を決意したといいます。
手術前には0.01だった視力が、術後にはなんと1.2まで回復したそうですよ!
高齢者の白内障による視力低下は、よく認知症と間違われることがあるといいます。
物が見えにくくなることによって外部からの情報が制限されたり、見えないという恐怖心から外出できずふさぎこみがちになったりして、元気がなくなってしまう人が多いのだそうです。
でも、ほとんどの患者さんが、手術で視力が回復すると再び意欲的になっていくということなので、白内障を適切に治療することは大切です。
番組では、白内障の原因となる生活習慣についても迫るようです。
こんなに簡単!白内障の手術とは?
白内障の手術は、想像よりとても簡単にできるそうです。
白内障手術の内容は、局所麻酔(部分麻酔)で10〜20分程度、日帰りが可能で、年間140万件以上行われているというとてもポピュラーな手術です。
(2017年8月3日 日本経済新聞夕刊より)
具体的には、濁った水晶体を超音波によって砕いて吸出し、代わりに人工の眼内レンズを入れるというものが定番の手術です。
ほとんどの場合、翌日から視力の回復が実感でき、痛みもないということです。
スポンサーリンク
浅香唯が老眼?!40代以降は注意「目の老化」
番組ゲストの浅香唯さんも悩む、老眼の症状や対策について解説します。
まず老眼とは、目のピントが合わなくなって近くの物が見えにくくなるという症状に現れます。
40代以降になると急激に老眼を訴える人が増えるので、一般的に目の老化と思われていますが、最近ではスマホやパソコンの使い過ぎによって目を酷使している若者にも、「スマホ老眼」といって老眼の症状がみられる人が増えているということです。
また、朝は普通でも夕方になると文字が見えにくくなったりする「夕方老眼」や、週末にこのような症状が出る「週末老眼」というのもあるそうです。
いずれにしても、目の使い過ぎによる目の疲れが原因になることがほとんどなので、なるべく目をいたわってあげましょう。
モノビジョン法で老眼スッキリ!
手に右利き左利きがあるように、目にも効き目があります。
モノビジョン法とは、効き目に遠くを見させ、反対の方の目には手元を見させるという、遠近を片方ずつで見るという方法です。
老眼がある人に向けたレーシックという視力回復手術でも利用されており、左右の視力に差をつけることによって遠くも近くも見えやすくなるという方法です。
老眼の原因
老眼の原因は、主に3つ考えられます。
一つは、加齢によって水晶体がかたくなることです。
レンズの役割をする水晶体は、厚くなったり薄くなったりしてピントを調整しています。
ところが、水晶体がかたくなると弾力が衰え、レンズの厚さが調節できなくなるのでピントがうまく合わなくなり、見えにくくなるのです。
二つ目は、毛様体筋の衰えです。
水晶体を支えている毛様体筋という筋肉が収縮して、水晶体が厚くなったり薄くなったりするのですが、この部分が衰えると水晶体の厚みを調節することができなくなってしまいます。
また、水晶体の潤いに関わる房水を運ぶ役割もあるので、毛様体筋が衰えると水晶体の弾力を保つことができなくなって、水晶体を硬くする原因にもなってしまいます。
三つ目は、虹彩の動きが鈍くなることです。
虹彩は、瞳孔の大きさを調節している筋肉で、若い時は大きく、加齢によってだんだん小さくなっていきます。
薄暗い場所で見えにくくなったり、色の濃淡が見えづらくなるのは、虹彩の老化が原因の一つだといわれています。
老眼の予防
老眼になりにくくする、老眼症状をやわらげる方法をいくつか紹介したいと思います。
紫外線を避けよう
紫外線を浴びることは、肌だけでなく、目も老化させてしまいます。
特に日差しの強い時は、サングラスや帽子などで対策しましょう。
ビタミンやポリフェノールで抗酸化
抗酸化作用のあるビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、βカロテンや、ルテインやアントシアニンと食べることを心がけましょう。
これらの栄養素は緑黄色野菜や果物に多く含まれていますが、目に特化したサプリなどを飲むようにしてもいいですね。
関連記事:【スマホえんきん】ファンケルのスマホ労眼専用サプリ!口コミも紹介
眼球体操
近くを見た後遠くを見る、目をぎゅっとつぶってパッと開く、目玉をゆっくりぐるっと回すなど、「目が疲れたな」と感じたらこのように少し目を動かします。
水晶体の厚さを調整する毛様体筋が鍛えられるので、老眼予防に効果的ということです。
眼科医による「正しいアイメイク」とは?!
放送では、アイメイクの正しい方法を眼医者さんが教えてくれるという内容もあります。
当サイト マミィでは、博寿会山本病院眼科医長 月山純子先生のアイメイクのアドバイスを紹介したいと思います。
近年、カラーコンタクトレンズはおしゃれの定番ですよね。
コンタクトレンズやカラーコンタクト愛用者の場合、レンズを装着してからアイメイクするようにしましょう。
これは、化粧品の成分がレンズに付着するのを防ぐためでもあります。
もし化粧品がレンズについてしまったら、必ず外してレンズを洗浄しましょう。
また、目を大きく魅せるための、粘膜に引くインサイドラインもNGということです。
まぶたの内側には、マイボーム腺という涙の蒸発を防ぐ脂質が分泌される器官があるので、ここを傷つけると目のトラブルを起こす可能性があるということです。
そして化粧落としの時はコンタクトを外してからクレンジングし、クレンジング剤が目に入らないようにコットンや綿棒を使って優しく落としてくださいね。
まとめ
疲れ目や老眼を放っておくと、目の寿命を縮めてしまうことにつながります。
食生活や生活習慣に気をつけたり、あまり目を使い過ぎないようにして、目に優しい習慣を心がけましょう。
スポンサーリンク