2018年7月3日放送の林修の今でしょ!講座は、海苔に注目します。
健康長寿がよく食べる朝ごはんのお供ランキングで第3位に輝いた海苔にはどのようなパワーが秘められているのか、わかりやすく解説していきます。
当サイトマミィでも、番組内容に沿って海苔に関するあれこれをさらに詳しく調べてみました!
スポンサーリンク
海苔の栄養とは
まず、海苔の栄養を解説しましょう。
海苔はビタミン・ミネラルが豊富で、『海の野菜』といわれるほどです。
その栄養素はたんぱく質、ビタミンA,B,C、鉄分、カルシウム、食物繊維、EPA、βカロチン、タウリンなど、まさに栄養の宝庫なんです。
1日2枚食べると良いそうですよ。
番組では特に、タウリンとビタミンの一種である葉酸に注目しています。
タウリン
タウリンは、悪玉コレステロールを減らしたり、糖尿病や二日酔いなどに効果があるといわれています。
高血圧も予防するので、動脈硬化、血管障害、脳血栓などの脳疾患や心筋梗塞、心不全などを未然に防ぐのに役立ちます。
葉酸
海苔、とくに焼きのりには多くの葉酸が含まれています。
葉酸は妊娠初期に必要なビタミンとして知られていますが、動脈硬化を予防したり貧血を予防したり、またうつの症状にも効果があるといわれています。
海苔はなぜおいしいの?
海苔はなぜおいしのか、その秘密はうまみ成分にありました。
うまみ成分であるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などが含まれています。
グルタミン酸昆布のうま味成分、イノシン酸は鰹節の、グアニル酸は干しシイタケに含まれるうまみ成分です。
海苔はこれらのうま味成分が全部入っているから、おいしいんです。
スポンサーリンク
海苔の作り方
海苔はどうやって作られるのでしょうか。
今私たちの食卓に上っている海苔は、ほぼ養殖によってつくられているものです。
海苔のタネである糸状体を、牡蠣の殻に植え付けて育つのを待ちます。
のり芽が15~20cmくらいに育ったら摘み取り、機械で乾燥させて四角い乾のりに整形されます。
海苔の保存方法
海苔をいつまでもパリッとおいしく保つ、上手な保存方法を紹介します。
パリッとした食感が特徴の海苔は、湿気が大敵です。
海苔が湿気ると赤く変色し、しなしなとして風味も落ちてしまいます。
海苔が湿気るのは、海苔に含まれる少量の塩分が吸湿してしまうためです。
そこで湿気ないように保存することが大切なのですが、保管場所は冷蔵庫がよいでしょう。
タッパーやチャック付き保存袋などの密閉容器に入れたうえで、冷蔵庫保存しましょう。
使う時は常温に戻してから開封すると、風味が逃げないそうですよ。
湿気った海苔をおいしく復活させる方法
湿気ってしまった海苔をおいしく復活させる方法です。
それは、電子レンジでチンすること。
500Wで30秒加熱すれば、簡単にパリパリが戻ります。
火であぶったり、フライパンで軽く焼く方法でも、パリパリが戻ります。
このような方法で湿気た海苔を復活させることができますが、湿気た海苔を利用した海苔の佃煮もオススメです。
水と砂糖・みりん・酒・醤油を入れた鍋で煮詰めれば、ご飯のお供にぴったりの海苔の佃煮の完成です。
海苔の豆知識
海苔に関する豆知識を紹介します。
海苔の歴史は古く、平安時代には税金として納められていたほど高級品だったということです。
江戸の特産品として親しまれるようになったのは、江戸時代、海苔好きだった徳川家康に献上するために、東京湾で海苔の養殖が始まったからだといわれています。
昔も今も、みんな海苔が大好きだったんですね。
ところで焼き海苔には表と裏があるって知っていますか?
つるつるした面が表、ざらざらした面が裏です。
まとめ
海苔はおいしいだけでなく、健康にとてもいい食材だということがわかりました。
1日2枚の焼きのりで、おいしく健康になりましょう。
スポンサーリンク