林修の今でしょ講座!牛乳1日1杯でもの忘れ対策&脳を活性化!2018年5月8日

今でしょ講座 牛乳

2018年5月8日の林修の今でしょ講座は、健康長寿がよく食べている食べ物「卵」「牛乳」「コーヒー」に注目してその秘密を探ります。

こちらのページでは「牛乳」について、番組内容に沿った形で栄養や健康パワーについて調べてみました。

※「コーヒー」「卵」については別ページで解説していますのでぜひそちらも併せてご覧ください。

>>林修の今でしょ講座!コーヒーでがん・認知症・動脈硬化を予防!

>>林修の今でしょ講座!卵で脳が若返る!?

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牛乳でもの忘れ予防&脳を活性化

1日1杯の牛乳が、もの忘れを予防したり脳を活性化するのに役立つということがわかったそうです。

2012年、アメリカのメーン大学による研究で、1日1杯の牛乳は脳を活性化させる可能性があることが発表されました。

より多くの乳製品を摂取したグループでは、そうでない人たちと比較して、記憶力や認識力のテストで著しく好成績を収めたということです。

また、牛乳を多く摂取したグループがテストで失敗する確率は、牛乳を全く摂取しない人に比べて約5分の1以下だったということも明らかになったということです。

参考:http://www.afpbb.com/articles/-/2854936

 

別の研究では、牛乳など乳製品を摂ると、脳の酸化ストレスを抑えるグルタチオンという物質が増えて、アルツハイマー病、パーキンソン病などの脳神経疾患を予防できる可能性があることがわかったといいます。

参考:http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2015/002905.php

このようなことから、年を重ねれば重ねるほど、牛乳は飲むべきだなとつくづく実感させられますね。

牛乳は飲むと太る?

牛乳を飲むと太るのかということについて、調べてみました。

牛乳100mlのカロリーは67kcal、そのうち脂肪分は約3.8gです。

100gのクロワッサンのカロリーが448kcal、脂肪分26.8gということを考えると、牛乳は決して高カロリー・高脂肪とは言えないことがわかると思います。

(文部科学省 食品成分データベースより)
参考:https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

 

さらに、牛乳を飲むと体脂肪が減少するというデータもあります。

これは、牛乳に含まれるカルシウムの働きが関係していると考えられています。

サプリなどカルシウム剤単体での摂取よりも、乳製品に含まれるカルシウムの方が効果があるということです。

参考:http://www.j-milk.jp/tool/hodo/berohe000000k305-att/berohe000000k333.pdf

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牛乳を飲むと本当に背が伸びる?

昔から、牛乳を飲むと身長が伸びるといわれていますが、科学的に実証されたデータがあるかどうか調べてみました。

一般社団法人Jミルクが行った、『牛乳摂取が学童の体格に与える影響 』という調査では、小学4年生から中学1年生の3年間、 1日当たりの牛乳摂取量500ml以上と未満のグループに分けて身長の伸びを比較しています。

その結果、牛乳摂取の多い子供は身長の伸びが促進され、肥満度はより低下する傾向が認められたということです。

参考:http://www.j-milk.jp/kenko/seicho/8d863s000000qdtg.html

牛乳を飲酒前に飲むと酔いにくい?

よく、お酒を飲む前に牛乳を飲むと酔いにくいといわれますが、根拠があるのか調べてみました。

「胃に膜を張るからアルコールが吸収されにくくなる」なんて話、聞いたことありませんか?

結論からいうと、飲酒前に牛乳を飲んでも飲まなくても、お酒を飲み始めた直後の血中アルコール濃度の高まり方は差がないということです。

牛乳の分子よりもアルコールの分子の方がはるかに小さいため、牛乳のバリアも通過してしまうということですね。

ただ、その後の経過では牛乳を飲んでから飲酒した方が、肝臓でのアルコールの代謝が早く進むということです。

つまり、二日酔いになりにくいということです。

牛乳を飲むタイミング「いつ飲むのが効果的?」

牛乳を飲むのに最適なタイミングというものがあるのか、調べました。

朝飲むと、腸を刺激して便通改善に期待できます

運動前後の飲用は、アミノ酸BCAAの働きにより筋肉の消耗を抑えたり、疲労を軽減してくれます。

夜飲むと、睡眠の質を高めてくれるほか、成長ホルモンの作用で骨の形成が促進されます。

基本的にはいつ飲んでも良いのですが、飲む時間帯によってより効果を期待できる働きがあるので覚えておくとよいかもしれません。

牛乳が白いのには理由があった!

牛乳は何で白いのか、考えたことはありますか?

牛乳の白色は、たんぱく質と脂肪の色です。

牛乳には、カゼインミセルというカゼイン(乳たんぱく)・リン・カルシウムが一体化したものや、脂肪の粒が何億個、何兆個と浮遊しています。

この粒子ひと粒ひと粒に光が反射することによって、白く見えているのだそうです。

まとめ

牛乳は、子供のころから慣れ親しんできた人も多いと思います。

手軽にしかも安価にタンパク質が摂れるので、ぜひ毎日の習慣にしていきたいですね。

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