林修の今でしょ講座!枝豆・焼き鳥・わさびで食欲不振&夏バテを予防2018年8月7日

今でしょ講座 2018年8月7日

2018年8月7日の林修の今でしょ!講座は、食欲不振や夏バテを予防する食材【枝豆・焼き鳥・わさび】に注目します。

当サイトマミィでは、番組で紹介する【枝豆・焼き鳥・わさび】の栄養素を解明し、食欲不振や夏バテ予防への対策を提案してみたいと思います。

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食欲不振&夏バテを予防する枝豆パワー

今でしょ講座 枝豆

まずは、枝豆の栄養素の解説と、そこに秘められたパワーについて説明します。

枝豆は、大豆が成熟する前に収穫されたものです。

そのため、豆の栄養素と緑黄色野菜の栄養素の両方をもっていることから、ぜひ積極的に食べたい食材です。

 

枝豆は、3大栄養素である糖質・脂質・タンパク質を豊富に含み、さらにビタミン・ミネラル・食物繊維なども摂ることができます。

枝豆に含まれる栄養素は、以下の通りです。

たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・ビタミンA(レチノール・カロテン)・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・2・ビタミンC・食物繊維

このように、栄養バランスがとてもいいので、食欲不振からくる栄養不足の解消としておすすめの食材といえます。

夏バテを解消するのはこの栄養素!

枝豆に含まれるビタミンB1とB2は、糖質や脂質の代謝をサポートしてエネルギーに変えてくれる働きがあります。

また、カリウムは体内の水分量を調整してくれるので、むくみの解消や高血圧予防に効果的です。

さらに、たんぱく質中のメチオニンは、ビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を促進して肝臓の働きを助けてくれるため、飲み過ぎや二日酔いを防いでくれることが期待できます。

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食欲不振&夏バテを予防する焼き鳥のヒミツ

今でしょ講座 焼き鳥

続いて、焼き鳥の知られざる栄養素の解説と、その働きについて説明します。

焼き鳥は、鳥肉にタレや塩をつけてあぶり焼いたもので、一般的にニワトリが使われることが多いです。

鶏肉は全体的にたんぱく質、アミノ酸、ビタミンB6が豊富で、肉の中でも比較的低カロリーナノが特徴です。

部位によって名称がつけられており、それぞれ味や風味に特徴があります。

モモ

脚の部分でジューシーな味わいです。

脂質代謝に関するビタミンB2が多く含まれます。

ムネ

胸肉はさっぱりしています。

血行を良くするナイアシンが多く含まれます。

ささみ

胸部にあり、低脂肪高タンパクです。

鶏の皮で特に首の部分が使われることが多いです。

つくね

鶏肉のすり身を団子状にしたものです。

手羽

手羽先・手羽中・手羽元の3種類があり、コラーゲンやビタミンAが豊富です。

ナンコツ

コリコリとした食感が楽しめます。

レバー

肝臓はとろりとした食感があり栄養も豊富です。

ビタミンA、ビタミンC、E、B2、グルタチオンが含まれています。

ハツ

心臓部分はプリッとした弾力があります。

砂肝

胃袋の外壁についている部分で、噛むとシャキシャキとした歯ごたえがあります。

ぼんじり

尾羽が生えている部分で脂が乗っています。

せせり

首肉で、身の締まりと脂のバランスが絶妙です。

そり

骨盤の内側にある筋肉で、独特の弾力感があります。

白子

睾丸部分でとても濃厚です。

背肝

腎臓でレバーに似た味わいがあります。

夏バテに!鶏のイミダペプチドがスゴイ

今でしょ講座 わさび

鶏の胸肉に含まれるイミダペプチドが、疲労回復に効果的ということです。

イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)は、体内に入るとヒスチジンとβアラニンというアミノ酸に分解されます。

そして血液にのって疲れやすい脳や骨格筋へ運ばれ、ふたたびイミダペプチドに戻って疲労の原因となる活性酸素を除去するのです。

イミダペプチドは、数万キロの距離を休まずに移動する渡り鳥のパワーをヒントに発見された栄養素です。

特に鶏の胸肉に多く含まれていることから、夏バテ予防には鶏ムネ肉をぜひ食べましょう。

わさびで食欲不振&夏バテ予防!

最後に、わさびの栄養とその働きを説明したいと思います。

わさびは、タンパク質、カルシウム、リン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどを含んでいます

ただし、独特のツーンとくる辛みのために、一度に少量しか摂ることができません。

わさびの辛み成分はアリルイソチオシアネートとよばれるもので、抗菌効果や殺菌効果、食欲増進効果が期待されています。

 

そのまま食べる分には辛くないのですが、すりおろすことによって組織が傷つけられ空気に触れてはじめて、辛さを発揮します。

おろし金の目が細かいほど多くの細胞が空気に触れるため、辛みや香りが強くなります。

ワサビの辛みや香りには、食欲を増進させる働きがあります。

ツーンとくる刺激で唾液や消化液の分泌が促進され、さらに消化吸収にかかわるβ-アミラーゼの働きで、消化吸収が高まり、食欲が増進されるということです。

まとめ

今回は、夏バテと食欲不振を解消する3つの食材の紹介でした。

塩焼きした焼き鳥にワサビをつけ、枝豆をつまみに食べれば、これらの食材がすべて一緒に摂れますね!

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