お洒落なイメージのチーズフォンデュですが、家庭での余り野菜を有効活用するのにとっても便利なんです。
しかも、特別な材料買わなくてもいいので超簡単!
冬はいつもお鍋だから飽きちゃうわ~という時、簡単でお財布にも優しいチーズフォンデュをぜひどうぞ♪
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チーズフォンデュってどんなもの?
初めに、チーズフォンデュってどんなものかご紹介しますね。
チーズフォンデュとは、チーズと白ワインを溶かし、パンや野菜などの具材をつけて食べるヨーロッパの家庭料理です。
材料のチーズは、エメンタールチーズとグリュイエールチーズを使うのが一般的のようですが、使うチーズの種類・配合・分量など各家庭や地域によって個性があることから、家庭料理としてその味は受け継がれていくそうです。
なんか日本の「お鍋」と似てますね!
お鍋と比べるとだいぶお洒落なイメージなので「子供と食べるのはちょっと…」という感じですか?
もともとは、硬くなったパンを柔らかく戻して食べるためとか、古くなって風味の落ちたチーズを白ワインで味を調えて食べたことが始まりとか諸説ありますが、とにかくスイス発祥の家庭料理なわけです。
白ワインの替わりに牛乳を使ってもOKなので、子供も美味しく食べられますよ(^^)v
しかも野菜を「これでもかっ!」ってくらいたくさん食べられる上、準備や片づけはとっても簡単!
時間がないときこそ、チーズフォンデュで心の余裕を持ちたいですね^^
スイスでは罰ゲームも!
チーズフォンデュを食べるとき、スイスでは面白いルールがあります。
串に刺したパンをチーズ鍋に落としてしまった場合、罰ゲームがあるんだとか?!
日本の「串揚げソース二度づけ禁止!」的な感じでしょうか^^;
罰ゲームは、その時に鍋を囲んでいたメンバーが話し合って決めます。
カップルだと、男性はワインを御馳走し、女性は隣の人にキスをするなどが多いそう。
山小屋のフォンデュパーティでの罰ゲームは、雪の降る中、小屋の周りを裸足で一周!なんてこともあるそうですよ。
盛り上がりそうですね^^
簡単チーズフォンデュの作り方
本格チーズフォンデュの作り方は、調べればたーくさん出てきます。
私がご紹介したいのは、「家にある具材で手間とお金をかけずに作る簡単チーズフォンデュ」!
本場の味とは違いますが、いいんです、家庭料理ですからっ!
特別な材料をわざわざ買わなくてもいいので、「忙しくて買い物行けなかった~」って日にもぴったりですよ。
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
・鍋か耐熱皿
フォンデュ鍋やココットがあればよいですが、お鍋でも、陶器などの耐熱皿でも要は溶けたチーズのための器ならなんでもいいです。
・ピザ用チーズ
シュレッド(細かく刻まれた)タイプのピザ用チーズならすぐ溶けます。溶けるタイプのスライスチーズでも。
・牛乳
溶けたチーズが固まらないよう、伸ばす役割をします。
本場のレシピでは白ワインですが、子供がいる場合は牛乳の方がいいかな(アルコールは飛ばすといっても、ワインの香りを嫌がる子もいるのでね)。
台所にある料理酒でもおいしいですよ!
・コーンスターチか片栗粉
チーズは冷えてくると固まってきます。
少量のコーンスターチまたは片栗粉を入れると、とろみ効果で固まるのを防ぐのです。
ちなみに、コーンスターチはとうもろこし由来の、片栗粉はじゃがいも由来のでんぷんです。
・具材
パン…私はバゲットが好きですが、食パンの耳をカリッカリに焼いてもおいしいです。
肉…ソーセージ、肉団子、ボイルした鶏肉などお好みでどうぞ。
魚介…ホタテ、エビ、サーモン、タラなどシーフードグラタンに入っているようなものがチーズに合いますね。
野菜…冷蔵庫にある野菜を蒸して一口大に切ればOK。
私の定番おすすめ具材は、じゃがいも・かぼちゃ・アスパラガス・にんじん・ブロッコリー・エリンギ・ミニトマト(これは生で)ですね^^
「これ!」っていう決まりはないので、好きなものを好きなだけ用意してください。
作り方
まず、分量ですがうちでは1回分ずつ作ります。
チーズをアツアツの状態で食べたいことと、余らせたくないから^^;
と言っても、すぐできるのでなくなりそうになったら次のチーズを溶かす~という感じです。
チーズ:牛乳を3:1と考えれば簡単です。
水溶き片栗粉は少量(ほかの料理と一緒と思ってください)
我が家は大人1人+男児2人の3人構成ですが、1回にチーズ150g、牛乳50gで作ります。
これを3セットくらい、かな?
お鍋で火にかける場合は、チーズと牛乳合わせてとろ火にかけて溶かします。
鍋は静かに、8の字を書くように絶えずかき混ぜていてください。
溶けてきたら水溶き片栗粉(粉のまま入れるとダマになる…)でとろみをつけたら食卓にもっていきましょう!
レンジで作る場合は、片栗粉をまぶしたチーズと牛乳を耐熱皿に入れて600wで1分→混ぜる→1分→混ぜるを繰り返してください。
チーズが溶けて混ざったら出来上がりです☆
お好みの具材に絡めて、召し上がれ~~~。

チーズフォンデュ検定
日本チーズ・フォンデュ協会が行っている、チーズ・フォンデュ検定なるものがあります。
もちろん私も検定に合格、チーズフォンデュの有資格者ですよっ(^^)v
検定に合格すると、こんな名刺も作れちゃいます。


合格者は「チーズ・フォンデュLovers」という部活動に参加することができ、チーズフォンデュを普及させる、という使命が与えられます!
検定は日本チーズ・フォンデュ協会のHPで、15問のチーズフォンデュにまつわる設問に答えていくだけ。
15問中11問以上正解が合格ラインです。
私は…13問でしたっ!

みなさんも、レッツ・チャレンジ!!
フォンデュはチーズ以外でも!おいしい●●フォンデュ
チーズフォンデュ以外のフォンデュもおいしいですよ。
フォンデュって、フランス語で「溶ける・溶かす」って意味なんですって。
ここでは2種類のフォンデュをご紹介しますね。
チョコレートフォンデュ
溶けたチョコレートにフルーツやお菓子を絡めて食べます。
板チョコ1枚(70~90g)に牛乳30ccを目安に。
チョコは細かく刻んでおくと溶けやすいです。
溶かし方はチーズを参考にしてくださいね。
具材はバナナ・いちご・りんご・パイナップル・オレンジ・キウイ・もも缶などお好みで。
マシュマロやポテトチップもとっても合いますよ。
オイルフォンデュ
熱したオリーブオイルに塩・コショウ、これだけで大人のオイルフォンデュの出来上がりです!
子供たちとチーズフォンデュを食べてて、チーズが足りなくなってきたときや、ちょっと飽きてきたなという時に登場します。
具材はこちらも好きなものを。
私の場合はチーズフォンデュと一緒にやるので、具材はチーズフォンデュの時と一緒です。
まとめ
意外と簡単ですよね、チーズフォンデュ^^
準備は野菜をレンジでチンして一口サイズに切るだけ、10分あればすぐ食べれちゃうのも魅力です。
お腹空きすぎてすぐに食べたい時、疲れて帰ってきて夕飯の準備が面倒だなって時にぴったり。
しかも、手間いらずなのに豪華に見えて、楽しいでしょ♪
今夜の夕食にいかがですか★
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