人一倍(二倍!)忙しいシングルマザーの私たちにとって、効率よく買い物することはとても重要。
ここでは、まとめ買いした食材の、簡単にできる保存方法などを解説します。
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簡単・賢い保存術

仕事に子育てに忙しいシングルマザーのための、簡単で賢い保存術を伝授していきます!
働くママの買い物事情
働くママの、買い物事情について考えます。
節約重視の買い物術は理想だけれど、働くママにとっての買い物は、わざわざ時間を作って行くべきものではなく、空いた時間にパパッと済ませるもの、という位置づけなのではないでしょうか。
皆さんはまとめ買い、してますか?
節約系雑誌や主婦ブログなどで買い物術を検索すると、やはりまとめ買いは基本のようです。
ですが、そういったところで紹介されている方法って、私たちにとって「現実的じゃないなぁ」なんて思ったことありませんか。
「いくつかのスーパーのチラシを全部チェックして、各店の特売品をゲット」とか、「生鮮品以外は店をハシゴして底値で買う」とか。
こっちは、6時前から起床してお弁当作って、子ども送り出してから出勤して夕方子ども迎えに行ってからの買い物、なわけで。
駅のそばか、保育園や学童近くのスーパーで、その日の夕食の材料パパッと買って急いで帰る、って日常が私たちのスタンダードなんじゃないでしょうかね…おそらく。
また、スーパーや八百屋さんって、ほとんどファミリー向けにパッケージングされているので、私たちシングルマザー世帯にとっては「こんなにいらないよー」って思ったことありませんか。
かぼちゃをちょっと使いたくても一番小さいサイズで1/4カットとかなので、赤ちゃんと二人だったら毎日かぼちゃづくしの日々です…
だけどもし、買った食材が長期保存できたとしたら。食材も無駄にすることなく、買い物に行く手間も減り、少量パックを買うよりも経済的ですね。
たくさん買っても大丈夫!保存術入門編

忙しいママにも今日からできる、簡単な保存術の入門編です。
野菜を買っても、もう腐らせませんよ!
生鮮品はそのままで長期保存できるもののほかに、冷凍保存がきくものもあります。
「こんなにあっても使い切れない」と少量ずつ買うのではなく、上手な保存方法をマスターして、思い切って買っちゃいましょう。
キャベツ…年間通して出回っており、比較的価格も安定しています。
サラダ、炒め物、漬物、スープ、スパゲティ等々、いろいろな料理に使える万能プレイヤーのキャベツは、カットものではなく1玉買ってしまいましょう。
玉ねぎ、じゃがいも、にんじん…カレーの食材ですね。
これさえあればカレーをはじめ、シチュー、肉じゃが、とりあえずの一品が完成しますのでぜひストックしておきたい野菜です。
涼しい場所であれば常温保存できるので、そういった意味でもまとめ買い向きですね。
冷凍保存を活用しよう!

「え!こんなものまで!」という意外な食材が実は冷凍保存できちゃうんです。
保存の仕方や活用方法を覚えれば、料理の手間だって省けますよ。
ここでは各食材の冷凍前の下処理と、解凍後の使い方について解説します。
1.野菜・果物編
玉ねぎ | みじん切り、櫛形切りなどあらかじめカットしてから冷凍する。カレー用に炒めた飴色玉ねぎも冷凍可能。 |
にんじん | 下茹でしてから冷凍する。 |
トマト | 丸ごと冷凍できる上、水につければ皮がつるんとキレイに剥ける。加熱調理につかうこと。調理したトマトソースは、再び冷凍保存可能。 |
きのこ | 数種類のきのこを買って、ミックスしてジップロックに小分けして冷凍。冷凍保存のポイントは、洗わずに根元を切り落としてほぐすこと。 |
山芋 | すりおろしてから冷凍する。 |
かぼちゃ | レンジで加熱してから冷凍する。 |
ナス | 焼いてから皮を剥き、1本ずつラップに包んで冷凍する。または、炒めたり素揚げにしてからでも冷凍可能。 |
きゅうり | 薄切りにして塩もみしたものを、小分けにラップで包んで冷凍する。 |
ぶどう | 皮を剥いて冷凍。 |
バナナ | 皮を剥き、1本ずつラップに包んで冷凍。割り箸をさしておけば、アイスキャンデーに。 |
りんご | 砂糖を加え、煮リンゴにしてから冷凍。 |
2.卵・乳製品編
鶏卵 | 溶き卵にして冷凍。自然解凍後、卵焼きや炒め物に。薄焼き卵やいり卵にしてぴったりラップで包んで冷凍することも可能。 また、殻のまま冷凍した「冷凍卵」は独特の食感と旨味がでるので、黄身を醤油漬けにしてもおいしい。 |
ヨーグルト | 砂糖を混ぜてから冷凍すれば、分離しにくくなる。 |
3.その他
納豆 | パックのまま冷凍。食べる半日前に冷蔵庫に戻して解凍する。 |
豆腐 | 木綿豆腐を水切りして調味料(塩・砂糖・醤油など)と一緒にジップロックへ入れ崩しながら混ぜ、冷凍。解凍後は白あえに使える。 |
蒟蒻 | 水気を切り、一口大に切って冷凍。味がしみこみやすくなるので煮ものに。 |
4.応用編
離乳食 | カボチャやホウレン草、モロヘイヤ、とうもろこしなどは茹でてブレンダーなどでペースト状にして冷凍する。 製氷皿で小分けに冷凍すれば、一食ずつ使えるので便利。 |
まとめ
ごはんやパン、肉や魚の切り身などは、比較的冷凍保存が一般化されているので、実践されている方も多いのではないでしょうか。
ここでご紹介したいろいろな食品の冷凍保存をしっかりマスターすれば、わざわざ「まとめ買い!」と意気込まなくても、今までより少し多めに買って使いまわしができるようになります。
ただし、冷凍とはいえ、永久保存ではありません。
あまりに長く放っておくと、冷凍焼けを起こしたり風味が落ちたりしますので、食品には必ず冷凍した日を記入して、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね!
冷凍保存を活用すると、買い物の手間、調理の手間も減ってだいぶ家事が楽になりますよ。
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