2017年11月18日のジョブチューンは『入浴・米&炊飯器・かっぱ橋道具街!プロがぶっちゃけSP』です。
当サイトマミィでは、番組テーマの中の『入浴』にスポットを当て、冬の病気を防いでくれる正しい入浴法について独自に調べたことなども追加して、さらに詳しくお伝えしていきたいと思います。
2017年12月9日のジョブチューン『冬の病気を予防する最強の食べ物SP』はこちらです
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一番風呂は入らない方がいい!?

番組プロフェッショナルゲストの温泉療法専門医、早坂信哉氏によれば、「一番風呂は入らない方がいい」ということです。
それはいったいなぜなのでしょうか?
一番風呂というのは沸かしたてのお風呂のことで、お湯の成分は水道水そのものですが、実はそこが問題だといいます。
日本の水道水は「軟水」という、ミネラル分が少ない濃度の薄い水です。
皆さんは一番風呂に入った時、皮膚にピリピリとした刺激を感じたことはありませんか?
これは、人間の体液の濃度と、一番風呂の水の濃度に開きがあるからなんです。
私たちの体を流れる血液や体液には、たんぱく質やミネラルなどたくさんの成分が溶け込んでいて、水道水と比べるととても濃度が濃くなっています。
濃度の濃い水(人間の体)と薄い水(一番風呂)が皮膚を介して接している時、同じ濃さになろうとする力、つまり浸透圧作用が働きます。
すると水が体の濃度を薄めようと皮膚の中に移動してくるのですが、この時に刺激や違和感を感じるのです。
長風呂をして指がふやけるのも、この現象によります。
では、二番風呂なら大丈夫なのでしょうか?
実は、一番風呂と二番風呂では、お湯の成分が変わるというのです。
人が浸かったお湯には、皮脂や汗、汚れなどの不純物がお湯に溶け込みます。
するとお湯の濃度も若干濃くなり、肌への刺激が緩和されるということです。
一番風呂を避けたい!対策は?
あなたが一番風呂を避ければ、家族の誰かが犠牲になることになりますよね(^^;
1人暮らしなら永遠に入浴できなくなってしまいます。
でも、ご安心ください。
ちゃんと対策はあります。
それは入浴剤を利用することです。
入浴剤にはミネラルなどの成分が含まれているので、お湯の濃度を濃くしてくれるのです。
温泉に入るとお肌がしっとりすべすべになるのは、温泉水にたくさんのミネラルや栄養分が含まれているからなんですよ。
今はいろんな種類の入浴剤があるので選ぶのも楽しいですが、わざわざ買わなくても塩をひとつまみ入れたり、みかんの皮などを入れることでも代用できます。
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体は洗わなくてOK!?

毎日お風呂に入っていれば、体は洗わなくてもよい、という説も番組で紹介されています。
以前、タモリさんが「体を洗わない方が肌がモチモチになる」と言って話題になり、「タモリ式入浴法」なんていう呼び方が一部でされていたりします。
私たちの皮膚は、表皮と真皮の2層になっていて、私たちの目に見える「お肌」と呼んでいる部分は表皮の一番上の部分、角層で、なんと0.02mmしかありません。
通常、角層は20〜30%の水分を含んでいますが、この水分を保持しているのがセラミドという保湿成分です。
角層は外部からの刺激や有害物質などが内部へ入り込まないためのバリアの働きをするとともに、お肌の潤いを保って乾燥から守る大切なものです。
また、皮膚には常在菌がいて、常在菌の力で皮脂が「パルミチン酸」や「ステアリン酸」などに分解されて弱酸性が保たれています。
弱酸性の状態だと細菌やウイルスなどが繁殖しにくい環境になるので、感染だけでなく体臭も予防することができます。
そこへ、洗浄力の高いボディソープや石鹸を使って毎日ごしごしと洗ってしまうと、必要以上に皮脂やセラミドを皮膚から奪ってしまうので、肌を傷つけたり無防備な状態にしてしまうことになります。
さらに、市販のボディソープには界面活性剤という刺激の強い成分が使われているものがほとんどなので、知らない間に「洗いすぎ」の状態になってしまっていることも多いです。
汗や皮脂、古い角質などの皮膚の汚れは、ほとんどが水溶性のものです。
そのため、お湯で流すだけでも十分だというのが、「体は洗わなくてOK」という説の根拠のようです。
新陳代謝によって皮膚は絶えず生まれ変わっているので、古い角質もわざわざ擦らなくてもお湯ですすぐだけで自然に落ちるといいます。
体を洗わないなんて気持ち悪い!対策は?
気持ち的にどうしても何かで洗わないと気持ちが悪いという人も理解できます。
そのような場合には、以下のことに気を付けてみてください。
- ボディソープではなく石鹸の方がよい
- よく泡立てる
- こすらない(泡で皮膚をなでるイメージ)
- しっかりすすぐ
このようなことを意識するだけでも、お肌は変わってきますよ♪
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ヒートショックとは

冬場に特に気をつけたい、ヒートショックについてわかりやすく解説します。
気温が低くなる冬の入浴時に起こるヒートショックは、急激な血圧上昇によって体に不調をきたすことです。
時に心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあるので、注意しなければなりません。
気温が10℃低下すると、上の血圧は約13mmHg、下の血圧は約7mmHg上昇するといわれています。
日頃から血圧が高めの人、メタボ、肥満、糖尿病、高脂血症などの疑いがある人は特に気をつけましょう。
対策としては、入浴前に脱衣所や浴室を温めておく、お湯は熱くし過ぎない(40度程度が望ましいとされています)、かけ湯を十分に行うことなどが有効とされます。
また、入浴前は飲酒を控えるようにし、コップ1杯程度の水を飲んでから入るようにすると、血液が流れやすくなるのでよいようです。
ヒートショックを予防するには、毎日の血圧管理が大切です。
最近はサプリで血圧管理をしている人も増えていますので、冬場だけでも試してみるのもいいかもしれませんね。
関連記事:血圧サプリ人気ランキング!トクホや機能性表示食品で血圧を下げる
冷え性や乾燥肌を予防する入浴法

最後に、冷え性や乾燥肌を予防する入浴方法を紹介したいと思います。
まず、冷え性改善のための入浴方法です。
冷え性というのは、血液の巡りが悪くなっている状態です。
手先足先が特に冷たいという人は、末端にまでちゃんと血液が流れていないためです。
いくら冷え性だからと言って、熱いお湯に浸かればいいというものではありません。
体を芯から温めて、じっくりと血流を促進してあげるには、40度程度のお湯に10〜15分の全身浴がおすすめです。
特に、太い血管のある首や脇の下、お腹、脚の付け根をじっくり温めるようにしてください。
太い血管にはたくさんの血液が集まっているので、そこを温めれば全身に熱が伝わりやすくなります。
続いて、乾燥肌を予防する入浴法です。
乾燥肌対策の入浴も、やはり38〜40℃の少しぬるく感じる温度が適温です。
熱いお湯は皮脂が溶けやすく、体の油分や水分を必要以上に奪ってしまいます。
また、洗いすぎも肌バリアを弱めてしまうので、特に汚れの気になる部分以外は洗浄剤を使わないというのも一つの手段です。
洗う時はこすらず、優しく手で洗うようにしましょう。
乾燥肌で特に大切なのは、入浴後の保湿です。
お風呂上りにしっかりケアをしないと、肌の水分量は入浴前より減ってしまうといわれています。
お風呂から上がって10分以上たつと、どんどん水分が失われていってしまうので、乾燥肌対策にはお風呂から出た後10分以内にボディケアすることをおすすめします。
冷えにも乾燥肌にも!温泉成分の入浴剤
冷えにも乾燥肌にも、そして一番風呂のリスクを避けるためにもぴったりの、入浴剤を紹介します。
「みんなの肌潤風呂」という、肌へのやさしさと保湿、清潔さをすべて叶えてくれる天然温泉成分の入浴剤です。
化学成分を使わず水道水に含まれる塩素を除去し、自然の力で微発砲するので、お湯が柔らかくなり肌への刺激を減らしてくれます。
さらに砂糖成分が肌の内側の水分量を高め、さらにうるおい保湿ヴェールが肌を包み込んでくれるので、入浴後の乾燥を防いでくれるのです。
せっかくお風呂で清潔になったのにボディクリームを塗りたくない人も、「みんなの肌潤風呂」なら解決ですね。

まとめ
入浴は、病気予防だけが目的ではなく、リラックス効果も高いものです。
番組では「入浴時間がさらに快適になるお風呂グッズランキング」の紹介もあります。
毎日の習慣なので、楽しくそして快適なお風呂タイムを過ごしたいですね。
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