主治医が見つかる診療所【若返り菌】とは!腸内環境を改善する最強食材

若返り菌

5月15日放送の、主治医が見つかる診療所【最新!腸内フローラを改善して10歳若返るSP】は、美肌効果&シワ&メタボ&便秘&ガンまで予防する“若返り菌”がテーマです。

腸の健康は全身の健康という常識を裏付けるべく、腸内細菌が肌をきれいにしたり、がんを予防したりする仕組みについて解説します。

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若返り菌ってなんだ!?

腸内細菌のなかで、若返りやがん予防に効果があるといわれる【若返り菌】について説明します。

まずその前に、腸内細菌のおさらいです。

腸には、健康や美肌、免疫強化の働きをもつ善玉菌と、便秘や病気の原因になったり肌荒れ、口臭のもととなる悪玉菌、そしてどちらにも属さない日和見菌の3種類が共存しています。

肌がキレイでスタイルも良く、病気知らずな人の腸は善玉菌が多いと言えます。

反対に、肌荒れやくすみ、シワが多く、体型もメタボ気味、慢性便秘で病気になりやすい人の腸は、悪玉菌が優勢な状態です。

腸内細菌の理想バランスは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌が3:1:6の状態だといわれています。

善玉菌の種類には、乳酸菌や乳酸稈菌、腸球菌などがあります。

これらの善玉菌を増やすことが、腸内環境を改善し、便秘や肌荒れ、がん予防に効果を発揮するカギとなるのです。

若返り菌とは

若返り菌とは、しわやくすみ、たるみなどを引き起こす老化現象をストップしてくれる働きをする腸内細菌です。

若返り菌、という名前の細菌が存在するわけではなく、若返りのために働いてくれる菌をまとめて「若返り菌」と呼んでいます。

ここでは、若返りのために働いてくれる若返り菌の代表的なものをあげていますので参考にしてください。

・エクオール産生菌

エクオールとは、大豆イソフラボンの生成物でアンチエイジングに欠かせない最近話題の成分です。

エクオールを作るのは腸内細菌で「エクオール産生菌」と呼ばれ、ラクトコッカス20-92という乳酸菌をはじめ10種類ほど確認されています。

エクオールは、骨密度を強化したり、更年期症状を緩和したり、目じりのしわを改善したりなど、アンチエイジングに極めて効果を発揮してくれる成分です。

大豆製品に多く含まれているため、納豆、しょうゆ、みそ、豆腐、豆乳などを食べるのが効果的です。

特に納豆や味噌は発酵食品でもあり、発酵食品は腸内環境を整える作用もあるので、ぜひ毎日食べたい食品ですね。

・関連記事:たけしの家庭の医学で紹介【エクオール】はすごいアンチエイジング物質

・関連記事:エクオール+ラクトビオン酸のはたらきや口コミ!おすすめのサプリメント

・βグルカン(ベータグルカン)

βグルカンはきのこ類、パン酵母、黒酵母発酵液などが由来の成分で、β1.3-グルカンなどの呼び名もあります。

免疫力を高める効果に優れており、癌細胞をやっつける食材として一時期アガリクス(きのこ)が大ブームとなりましたが、それはアガリクスに高濃度のβグルカンが含まれていたためです。

免疫力を高める効果に非常に優れていて、がん細胞の増殖を抑えつつがんの再発や転移の予防にも効果的だといわれています。

免疫を高めるだけではなく整腸作用もあり、また、化粧品などにも多く配合されていて美肌効果も期待できる成分です。

きのこ類に多く含まれているので、身近なところでしいたけ、まいたけ、エリンギ、ひらたけ、しめじ、なめこなどが摂りいれやすいでしょう。

・乳酸菌

乳酸菌は、腸で善玉菌として働き、免疫力を高めたりアレルギー症状を緩和させたリ、便秘の解消効果や美肌作りに役立つ菌です。

ヨーグルトやチーズなどの醗酵乳製品や、キムチやぬか漬けなど乳酸発酵させた漬物類に豊富に含まれます。

・ビフィズス菌

ビフィズス菌も善玉菌の一種で、乳酸だけでなく酢酸やビタミンB群、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ビオチンなどの生成に関わっています。

これらの生成物は、お肌や髪を美しく保つのに不可欠な成分です。

ビフィズス菌入りのヨーグルトやサプリで効率よく摂取することができます。

 

ここで取り上げた、若返りに関する腸内細菌はほんの一部であり、まだまだ解明されていない菌の方が多いです。

若返り菌の恩恵を最大限受けることができる最強の食べ物は、これらをたくさん含んだ食品ということになります。

そこで、これらの菌をたくさん摂取できるメニューを、いくつか提案してみたいと思います。

若返り菌を堪能する食事メニュー

主治医が見つかる診療所の番組内では腸内フローラを改善するスーパーフードとして寒天が紹介されていました。

寒天は食物繊維が豊富に含まれているため、便秘やダイエットに効果的といわれ、毎日摂取すると美容や健康に良いということです。

>>楽天市場:おいしく食べれる寒天ゼリー一覧

また、当サイトではその他の食材でも若返り菌を堪能するためのメニューを考えてみました。

  • キムチ納豆チャーハン
  • きのこの味噌汁
  • きのこ入り湯豆腐
  • 豆乳ヨーグルト

また、これら腸内環境を整える食材には食物繊維も豊富に含まれています。

食物繊維は便のかさを増し、スムーズな排便を促す効果があります。

便通が整っていると、代謝も活性化され毒素のたまりにくい体になるので、太りにくくお肌もピカピカになります。

発酵食品を毎日の食卓に取り入れて、おいしく腸活を始めましょう。

腸内細菌とメタボ

腸内細菌とメタボの関係について解説します。

初めに、メタボのリスクが高まる生活習慣について考えてみましょう。

  • 睡眠不足
  • 外食やコンビニ食が多い
  • お酒やたばこ
  • 高カロリー高脂肪の食事
  • 運動不足
  • 便秘

このような習慣が当てはまるほど、メタボのリスクは高くなります。

そして、メタボの人はほぼ全員と言っていいほど、腸内環境が乱れた状態にあります。

こうした生活習慣を一つ一つ改善していくことは、腸内環境を整えることになり、やがてメタボの解消につながっていきます。

 

善玉菌が作り出す短鎖脂肪酸は、酢酸、プロピオン酸、酪酸などがあり、これらの菌が腸内を弱酸性にすることで悪玉菌の増殖を防ぎ、腸の粘膜を修復してぜん動運動を促進するので、便秘の解消にも効果的です。

さらに短鎖脂肪酸は、余分な脂肪の吸収を抑制して脂肪燃焼を高める働きがあるので、太りにくい体を作ります。

メタボが気になる人、メタボを予防したい人は、善玉菌を増やす生活を心がけましょう!

関連記事:デブ菌を退治して痩せ菌を増やそう!菌活で健康的にダイエット

腸内細菌まとめ

腸を健康に保つことの大切さは、最近特に注目されています。

どんなに高級な化粧品を使うより、エステに通うより、腸が喜ぶ食事を続ける方がよほど効果的なアンチエイジングになります。

どうしても外食が多くて食生活を変えられない人は、腸内環境を整える酵素のサプリをとり入れてみるのもおすすめです。
美と健康は食事から作られます。

今日から腸が喜ぶ食事を心がけましょう。

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