その原因Xにあり!夏バテ解消&大病予防におすすめ夏野菜と食べ方レシピ

その原因Xにあり 夏野菜

2017年8月18日放送の【その原因Xにあり!】は、『名医がススメる夏野菜SP/夏バテ解消&大病を予防』です。

夏バテや大病を予防するのに夏野菜が効果的という内容で、効率的に夏野菜の栄養素をとるための食べ方などをレクチャーします。

そこで当サイトマミィでも、病気や夏バテ予防に効く夏野菜などをおいしい食べ方やレシピと一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

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代表的な夏野菜

代表的な夏野菜を紹介します。

うり・枝豆・おかひじき・オクラ・キャベツ・きゅうり・カボチャ・ゴーヤ・スイカ・さやいんげん・ししとう・しそ・生姜・ズッキーニ・つるむらさき・唐辛子・冬瓜・とうもろこし・なす・トマト・にんにく・ピーマン・にら・みょうが・モロヘイヤ・山芋・らっきょう・ルバーブ・レタス など

夏野菜とは、夏に旬を迎える野菜のことです。

今ではハウス栽培や輸入食品などが普及しているので、夏野菜と呼ばれる野菜も通年口にすることができますが、同じ野菜でも夏の時期に出回る物の方が味が濃く、一般的に栄養価が高いのです。

そして、この季節に不足しがちだったり、たくさん摂るべき栄養素がつまっているので、夏野菜を夏に食べることにはちゃんと意味があるんです。

そこで、主な夏野菜の効能について、おすすめの食べ方やレシピなどと一緒に紹介したいと思います。

抗酸化には「トマト」

トマトは抗酸化に効果的です。

トマトの主な栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維、さらにカロテノイドの一種であるリコピンやβカロテンです。

ビタミンCやEは美容や抗酸化に、カリウムは高血圧予防、食物繊維は腸内環境を整えるのに役立つ栄養素です。

さらにリコピンやβカロテンも強力な抗酸化作用があり、がんや生活習慣病の予防に役立ちます。

リコピンはトマトの細胞の中にあって油に溶けやすいという性質があるので、油を使って加熱するのがおすすめです。

トマトにチーズを載せてトースターで焼いたトマトのチーズ焼きや、トマトのパスタなどが簡単なレシピですね。

また、市販のトマト缶を使えば、簡単に料理に使えて便利ですよ。

認知症に「ナス」

認知症予防にナスがいいということが発見されました。

2016年、信州大学農学部の中村浩蔵准教授によって、ナスに神経伝達物質であるアセチルコリンが大量に含まれていることが発見されました。

アルツハイマー型認知症は、脳内のアセチルコリンの活性が低下していることが発症に関連していると言われていることから、アセチルコリンが大量に含まれるナスを食べることが認知症予防に役立つのではないかということです。

乾燥させたナスには有効成分が凝縮されているといい、今後機能性食品として商品化される可能性もあるということです。
ナスの皮にはクロロゲン酸やナスニンといったポリフェノールも豊富に含まれているので、ナスの栄養をくまなく吸収するには皮ごと調理するのがおすすめです。

クセがなく食べやすいので、皮ごと素揚げにしたり、煮びたしにしたり、麻婆ナスやみそ汁などいろいろな食べ方ができます。

脳梗塞に「きゅうり」

脳梗塞の予防にはきゅうりを食べるといいそうです。

きゅうりには水分とカリウムが豊富に含まれていて利尿作用があり、むくみ解消や高血圧予防に効果的です。

また、きゅうりの青臭さの成分ピラジンは、血が固まるのを抑制するので脳梗塞や心筋梗塞の予防に良いとされています。

きゅうりのおいしい食べ方についてはこちらの記事に詳しく紹介しています。

関連記事:ガッテン!きゅうりをおいしく食べる方法やキュウリレシピ

寝たきりの原因となる骨折に「枝豆」

寝たきりの原因となる骨折には枝豆を食べるとよいそうです。

枝豆は大豆が完全に育つ前の豆ですが、カルシウムがとても豊富に含まれています。

カルシウムは成長期の子供だけでなく、骨粗鬆症のリスクが高まる高齢者にも必要な栄養素で、骨を強く丈夫にしてくれます。

枝豆の他にも、おくらやナスなどの夏野菜にもカルシウムは含まれます。

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疲労回復と血管には「にんにく」

ニンニクには疲労回復効果と、血流改善に効果があるといわれています。

ニンニクの臭いのもとアリシンには、疲労回復に役立つビタミンB1の吸収を高める働きがあるので、疲れや滋養強壮に効果があるといわれています。

また、免疫力を高めてくれるので、がんの予防にも効果があるそうです。

ビタミンB1を含む豚肉との料理は、味の相性もさることながら栄養的にも理にかなっているといえます。

さらに、スコルニジン(スコルジン)という成分は新陳代謝を促して疲労回復効果があるとされる他、末梢血管拡張作用にもあるので血のめぐりをよくし、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞などの予防に役立つとされています。

にんにくは食べたいけれどその後の口臭が気になるという人は、こちらの記事にアリシンの臭いを緩和する方法を紹介していますので安心して食べてください!

関連記事:ネギやにんにくを食べた後の口臭を即効解消!ランチタイムやデートの緊急時に!

デトックスやダイエットに「スイカ」

スイカはデトックスやダイエットに効果的な野菜です。

スイカには、シトルリンというアミノ酸やカリウムが豊富に含まれており、利尿作用があるのでデトックスや高血圧予防に効果的な野菜です。

また、シトルリンは体内でアルギニンというアミノ酸に変換され、脂肪の燃焼や免疫細胞の活性化を促すとされています。

血流を良くしてくれる働きがあるので、冷え症の改善にも効果があります。

シトルリンは果肉より、皮の白い部分に多く含まれています。

白い部分はピーラーなどで薄くスライスして漬物にするとおいしいです。

システインは、ビタミンCの酸化や破壊を防止する働きがあるといわれており、グルタチオンと呼ばれるグルタミン酸とシステイン、グリシンが結合した物質は、肝臓での解毒作用を高める効果があるといわれています。

スイカの赤い果肉の色素リコピンには強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に役立つといわれています。

ほかにも、カルシウム、マグネシウム、リンといったミネラルも豊富です。

 

また、スイカの種も実は栄養の宝庫なんです。

中国ではお酒のつまみやお茶請け、料理なんかに使われるほど親しまれているそうですよ。

イライラを鎮める鎮静作用、 血圧を下げる作用、膀胱炎の症状を緩和する働き、便秘を改善する作用等があるといわれています。

スイカの種の黒いところを割ると(歯で縦に噛むと簡単に割れます)中に白い薄い種があるのですが、これを炒って食べます。

でも、そのままでもナッツのような味で美味しく食べられますので試してみてください!

頻尿予防に「かぼちゃの種」

頻尿予防にはかぼちゃの種がいいそうです。

かぼちゃの種には植物ステロールやリグナン類、ミネラル類が豊富に含まれています。

特にリグナンには抗酸化作用や炎症を抑え女性ホルモンを整える作用があるため、過敏性膀胱や頻尿などの排尿障害を和らげる働きがあるといわれています。

排尿障害は高齢の女性に多く見られる症状であり、加齢による女性ホルモンのバランスの乱れが一因であるといわれています。

 

かぼちゃの種は、そのままでは食べられません。

わたがついているので水で良く洗い、天日で表面がパリッとするまでよく干します。

完全に乾燥したら外皮を割って、中身を取り出します。

中身は緑色で平べったいカタチをしています。

それをフライパンで軽く炒ると、香ばしいかぼちゃナッツの出来上がりです。

天然のサングラス「ルテイン」を多く含む夏野菜

ルテインを多く含む夏野菜を紹介します。

ルテインは目の中に多く存在する成分で、強力な抗酸化力をもって紫外線から目をガードするため、天然のサングラスと呼ばれています。

ルテインは緑黄色野菜などに含まれる、黄色い色素です。

夏野菜ではかぼちゃ、いんげん、レタスに含まれています。

まとめ

旬の野菜はおいしいだけでなく、さまざまな体に良い効果があることがわかりました。

今回は夏野菜を取り上げましたが、他の季節に旬を迎える野菜にも、同じように健康効果が期待できるものがたくさんあります。

毎日の食事から健康に気を付けていきたいですね。

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