2017年6月30日放送の あしたも晴れ!人生レシピ「どう対策?抜け毛・白髪」は、更年期を迎える50歳前後の女性の髪悩みについて対策を紹介します。
抜け毛予防に効果的な毎日のケア、白髪染めのプチテクニックや最新の薄毛治療などが紹介されますが、マミィでも独自に調べた髪の毛情報をお伝えします。
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抜け毛の原因
抜け毛はどうして起こるのでしょうか。
抜け毛の原因は様々ですが、まず覚えておいていただきたいのが、誰にでもあるものだということです。
人間の体は新陳代謝によってたえず細胞が生まれ変わっています。
髪の毛にも当然、古くなったケガ抜けて新しい毛が生えてくるというサイクルがあります。
個人差はありますが、1日に数10本から100本くらいまでは、自然な抜け毛と考えられるのでそれほど心配はいりません。
では、それ以上抜ける場合は、どういったことが考えられるでしょうか。
1.季節的な要因
動物も季節の変わり目に毛が生え変わるように、人間の髪の毛も同様のことが言えます。
それは、暑さや寒さなど気候の変化に順応するためであり、たとえば四季の中で最も抜け毛が多いとされる秋には、1日100本~200本ほど抜ける人もいるといいます。
また、夏には紫外線によるダメージで抜け毛が増えるケースが多いといいます。
2.ストレス
ストレスは自律神経を乱し、新陳代謝などの体のサイクルを狂わせてしまいます。
円形脱毛症など、ストレスと因果関係の深い抜け毛もあります。
また、抜け毛自体がストレスになってしまうこともあるので、そのような場合には専門クリニックに相談することも大切です。
3.生活習慣の乱れ
寝不足やバランスの悪い食事、過度な飲酒や喫煙などの生活習慣の乱れも、抜け毛の原因になります。
夜きちんと寝ることは新陳代謝に必要な成長ホルモンの分泌を促します。
髪の主成分であるたんぱく質も、毎日の食事から摂らなければなりません。
過度な飲酒や喫煙は体をサビつかせる活性酸素を作り出し、抜け毛につながります。
4.加齢
加齢によって新陳代謝が衰えるのはある程度仕方のないことです。
抜け毛とともに、髪にコシがなくなったりボリュームが減ってきたと感じるようであれば、抜け毛も加齢による現象の可能性が高いかもしれません。
抜け毛の予防とシャンプー法
抜け毛予防・対策についてや、頭皮を清潔に保ち傷めないシャンプー方法を紹介します。
・シャンプーの選び方
抜け毛予防に効果的なシャンプーとは、「低刺激」で「適度な洗浄力」のものを選ぶといいでしょう。
ノンシリコンやアミノ酸系のシャンプーが人気なのは、刺激が少ないからです。
頭皮は汚れやすいので毎日しっかり洗浄することが大切ですが、逆に刺激の強いシャンプーだと必要な油分まで洗い流してしまうことがあり、フケやかゆみの原因になることもあります。
ノンシリコンで100%天然由来成分、合成添加物無添加、さらにコスパ良しで、ボリュームUPや白髪予防に評判の、30歳以降の髪に嬉しいおススメシャンプーはこちらです。
別記事:子供と一緒に使えるシャンプーは白髪にも効果的!本当に良いシャンプーとは
・頭皮を清潔に保ち傷めないシャンプー方法
正しいシャンプー選びの次に大切なのは、正しいシャンプー方法です。
明日も晴れ!では皮膚科医の高橋 栄里先生が講師となり、髪の悩みについて解説されています。
高橋先生が以前に紹介されていた、毛髪や頭皮のための正しい洗髪方法は次の通りです。
1.洗髪前にブラッシングする
洗髪前のブラッシングは、髪についたほこりや汚れをとり、髪の絡まりをほぐしてダメージを減らします。
2.丁寧に予洗い
頭皮を中心に丁寧に予洗いします。
シャワーの温度は38度前後のぬるま湯がベストです。
3.シャンプーをよく泡立てる
手に取ったシャンプーをそのまま髪や頭皮につけるのはNGです。
洗顔もそうですが、肌に優しく不要な汚れだけを落とすには、泡での洗浄が一番です。
手のひらやネットを使ってよく泡立てたシャンプーを、指の腹を使ってやさしくマッサージするようにもみ洗いしましょう。
4.丁寧に良く流す
最後はぬるま湯で泡が残らないように丁寧に流します。
シャンプー習慣に気を付けるだけでも、髪へのダメージは抑えることが可能です。
今日からでも遅くないので、もう一度シャンプーやシャンプー方法を見直してみてください。
最新薄毛治療の実態
最新の薄毛治療とは、どのようなことをするのでしょうか。
最近では、女性専門の薄毛外来や抜け毛治療を行うクリニックも多いようです。
すべてのところで同じ診療が行われるわけではありませんが、大体の流れは次のようになっているみたいです。
・マイクロスコープで現状診断
マイクロスコープと呼ばれる特殊なカメラで、頭皮や毛の状態を確認します。
頭皮の状態、髪の密集度、髪の毛の太さなどを医師が確認して、現状から今後の治療方針を相談します。
クリニックや症状によっては遺伝子チェックを行うこともあるようです。
その後、症状によって内服薬や毛根への成長因子投与などの治療を行いながら、抜け毛や薄毛を改善していく流れになります。
まとめ
女性の場合、更年期をさかいに抜け毛や薄毛の悩みが増えるのは、女性ホルモンの減少が大きくかかわっていることが原因の一つです。
今はシャンプーやヘアケア剤の種類も充実しているし、相談できるクリニックもたくさんあります。
年齢だから仕方ない、とあきらめる前に、もう一度艶やかな髪を目指して頑張ってみませんか?
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