子供がママの手から少しずつ自立していくのは本当なら嬉しいものですが、今の世の中、安全を考えると手放しに喜べない部分がありますよね。
残念なことに、子供が巻き込まれる事件や事故は後を絶ちません。
小中学生という自立途中にある子どもが、一人で留守番をしたり外出したりする時の防犯対策は必要不可欠です。
子供が犯罪に巻き込まれないために気をつけるべきポイントや、おすすめ防犯グッズを紹介します。
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子供に防犯意識を持たせよう
警察庁のホームページによると、13歳未満の子供が被害者となった事件は平成26年は2万4707件で、数自体は年々減少傾向にはあるものの、内容は凶悪化しているという現状があります。
内容も、大人が加害者になる事件だけでなく、子供同士によるものや外国人による事件など、もはや予想を超える様々な事象が起こりうるため、子供自身にもこれまで以上に防犯意識を持たせなくてはなりません。
私が子供の頃の学校での避難訓練といえば地震や火事を想定したものでしたが、今の子供って不審者訓練なんかもしたりします。
先日も、息子の学校にALSOKの方が来て、「あんしん教室」という防犯授業をしてくれました。
1人での留守番のとき、知らない人が訪ねてきたら?
1人での留守番のとき、知らない人から電話がかかってきたら?
犯罪に巻き込まれるかもしれないようなシチュエーションを想定して、対処法などを教えてもらう授業です。
低学年、中学年、高学年と学年に応じた内容で防犯に対する意識を高めてくれるような内容になっています。
この時の授業は、中学年向けの「一人でお留守番の時に気を付けること」でした。
「いいゆだな」がポイント
ALSOKでは「いいゆだな」というキーワードで、留守番の時に気を付けるポイントをまとめています。

「い…家の周りをよく見る」
「ゆ…郵便ポストをチェック」
「だ…誰もいなくてもただいま!」
「な…中に入ってすぐ戸締り」
学校などでこのように防犯対策を教えてくれえるのはとてもいいことです。
でも、今は子供が一人になる場面は、学校や家よりも外出時の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
そこで、子供が一人で外出するときに気を付けるべきポイントを次にまとめてみました。
子供が1人で外出するときに気を付けるポイント5つ!
子供が1人で外出するときに気を付けるべきポイントを5つ紹介します。

1.行き先と帰宅時間をちゃんと約束する
どこに行くか、友達と一緒の場合は誰と遊ぶか、何時までに家に帰るか、出かける前にきちんと約束しましょう。
2.防犯ブザーを持たせる
防犯ブザーやホイッスルを必ず持たせるようにしましょう。
私も経験がありますが、鳴らすか鳴らさぬべきか判断に迷うようなシチュエーションというのはよくあります。
でも、子供には「迷ったら鳴らすこと!」と教えましょう。
間違えたら「間違えて鳴ってしまいました、すみません」といえば済みますが、迷って鳴らさずに何かあったとしたら手遅れです。
3.エレベーターでは知らない人と二人きりにならないようにする
自宅や外出先でエレベーターを利用することもあるかと思いますが、そういう時は知らない人と二人で乗らない習慣をつけてください。
途中で乗ってきたり、他の住民が途中で降りて二人っきりになった時には、近くの階で降りるように教えましょう。
もっと用心するのであれば、自宅のある階で降りたらエレベーターを1階まで下ろしておくと、自宅階が特定されません。
4.なるべく大きい道路を使う
裏道や路地は便利かもしれませんが、人通りが少ないので何かあっても助けを呼ぶことができません。
また、大きな道路は防犯カメラが設置してある場所が多いので、万が一の時にも足取りを追跡することができます。
5.ながら歩きをしない
歩きスマホや、漫画を読みながらとか友達とおしゃべりに夢中だったりで注意が散漫になると、後ろから誰かがついてきていたとしても気づくことができません。
ふと一人になった時にいきなり襲われる、というパターンも想定できますので○○しながら、という歩き方は普段からさせないように注意しましょう。
外出時にはこのようなポイントに気を付けるようにすると、事件に巻き込まれるリスクはぐっと低くなります。
キーワードは「いかのおすし」
ALSOKでは、一人で外出するときは「いかのおすし」がキーワードです。

「の…声をかけられても車には の らない」
「お…知らない人に連れていかれそうになったら お お声を出す」
「す…声をかけられたり追いかけられたりしたら す ぐ逃げる」
「し…怖いことにあったり見たりしたらすぐに大人に し らせる」
ただ道を聞かれたりするだけの場合もあるかもしれませんが、普段から子供に「人には親切に」と教えている手前、そういう時は難しいですね。
でも今のご時世何があるかわかりませんから、「すみません、あちらの大人の人に聞いてください」と近くの大人に対応してもらうようにした方がいいかもしれません。
あと、「ママに何があってもあなた(子供)が知らない人に伝言を頼むようなことはないからね」と日頃から言い聞かせておくことも大切ですね。
子供が一人の時に心配なこと4つ
子供が一人の時に心配なことで多かった4つのことをあげてみました。
その前に、子供が親と別行動で一人になるシチュエーションがあった時、どんなことが心配か周りのママ友たちの声を集めてみました。


が、その間、5歳と7歳の子供二人きりにさせてしまうのでとても心配です。
電話に出ないとか、チャイムが鳴ってもドアを開けないようにとは言い聞かせてますが、不安です。

心配しすぎかもしれないけど、近くで救急車が止まるとドキッとして見に行ってしまいます。
こちらがいくら気を付けていても、事件や事故はいつ巻き込まれるかわからないですから…
子供を自立させるとか、子供を信頼するというのとは別に、やはり子供を一人で行動させるのには常に心配が付きまといます。
子供が一人というシチュエーションの時、ママが心配なこととして多かった声は、次の4つです。
- 子供の居場所
- 子供が何をしているか
- 不審者が近づいていないか
- 困っていないか
これら4つがクリアできれば、逆に言うと一人にさせても安心ということですよね。
そこで、こうした心配事を解消できるようなおすすめグッズをまとめてみましたのでさっそくご紹介します。
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子供が1人でも安心!おすすめ防犯グッズやサービス
さっきの心配4つを解消するような、子供が1人のときでも安全を守れる、オススメ防犯グッズやサービスの紹介です。
お手軽防犯グッズ
防犯ブザー

防犯ブザーを選ぶときのポイントは「音が大きい(100db以上)」「シンプルで使いやすい」「壊れにくい」ものを選びましょう。
また、月に一度は鳴らしてみて電池切れや故障を確認しましょう。
ホイッスル

防犯ブザーとホイッスル、できれば両方携帯するのが望ましいです。
ホイッスルは災害の時にも使えます。
防犯ブザーはランドセルにつけて、ホイッスルは首から下げて服の中にしまいます。
※服の外に出していると、不審者に引っ張られたとき首が閉まってしまいますから…
いずれも数百円で買えるので、いつも持ち歩く習慣をつけましょう。
ただこの対策だけではママの心配事4つをクリアできませんので、他の対策もあわせて行ってください。
警備会社のサービス
セコム「ココセコム」
セコムのサービス「ココセコム」は、専用のGPS端末を子供に持たせることで、今どこにいるか携帯やパソコンからすぐに確認できます。
子供に何かあった時、端末の通報ボタンを押せばセコムのオペレーションセンターにつながり、セコムの警備員が現場に駆け付けるとともに家族に連絡してくれます。
また、GPSで思いもよらない場所にいることがわかった時、ママがセコムに連絡すれば警備員が現場に急行して子供の安否を確認してくれます。
ALSOK「まもるっく」
アルソックの「まもるっく」は通話付きGPS端末です。
今どこにいるか探せるGPS機能の他、通話機能があるのも特徴で、着信はアルソックの他、あらかじめ登録している8件からのみ受けられます。
端末から発信できるのは、アルソックと緊急(110番・119番)のみです。
このほか、緊急時にアルソックが駆け付けるサービスもあります。
これら警備会社のGPS端末は、位置情報を確認するためにはとても便利なので、ある程度子供の行動範囲がわかっていれば便利なサービスといえそうです。
ですがこれらのサービスで、ママの心配事4つのうちクリアできるのは「1.子供の居場所」と「3.不審者が近づいていないか」だけです。
まもるっくは通話機能はついていますが、着信しかできないので、子供が困った時にママに助けを求めることは残念ながらできません。
緊急時に直接家族と連絡が取れずに警備会社を経由することになるので、手間や時間がかかること、そのため通報を躊躇してしまう可能性があることなどを考えると、使い勝手はいいとは言えないかもしれませんね。
キッズ携帯
子供用携帯は携帯キャリア各社から出ています。(2017年4月現在)

各社とも防犯ブザーとGPS、決まった相手としか通話できない機能など、親が欲しい機能は備わっていると言えるでしょう。
標準仕様でも十分使えそうですが、オプションで警備会社駆け付けサービスなどをつけることもできます。
ここにご紹介した子供用携帯は「ガラケー」と呼ばれるもので、ネットの閲覧はできないようになっています。
このようなことから、「1.子供の居場所」「3.不審者が近づいていないか」「4.困っていないか」という心配事は解消できるツールといえそうです。
私も子供にキッズ携帯を持たせていて、「今から習い事に行く」とか「迎えに来て」とかのやり取りは問題なくできていますが、「2.子供が何をしているか」まではわかりません。
監視しようとしてるわけじゃないし信用もしてるけど、子供だから何をするかわからないし、親のいないところで何かしでかしでもしたら大変という心配は、いつもどこかにあります。
離れている以上、心配するのは仕方のないこととあきらめなくてはいけないのかな、と思っていた矢先、私の欲しいサービスが全部詰まったとっても便利なものがありました!
TONEというスマホ
TONEというTSUTAYAのスマホが、子供の留守番や一人外出時の強い味方になるんです。
子供にスマホはまだ早い、というご家庭は多いと思います。
実は私もそうでした。
そこで、スマホを持たせることの何が心配か考えたんです。
2.スマホ依存による睡眠不足や成績下降
3.LINEなどSNSを使った友達トラブル
4.有害サイトのアクセス
5.使用料金
おおむね、こんなところだろうと思います。
でも、こういった心配なくスマホを持たせられたとしたら?
安心安全に子供にスマホを持たせられたら、すごく便利ですよねっ!
いろいろ調べたところ、TONEならママの心配事4つを全部クリアできることがわかったんです。
しかも格安っ!!
もちろん私もすぐに乗り換えました♪
サービスや子供に持たせるメリットなどは別ページで詳しく紹介していますのでそちらをぜひご覧ください^ ^
別記事:初めてのスマホはTONEに決まり!見守り機能TONEファミリーの口コミや評判
子供の防犯対策まとめ
子供が成長して手がかからなくなってくるのと比例して、子供の身の回りの心配事は増えていきます。
これならまだ、いつも親と一緒だった幼児期の頃の方がこういった心配に悩むことはなかったのになぁなんて思うこともあります。
だから、極力ママのストレスをためないためにも、いろんなグッズやサービスを利用して子供の安全を守っていきましょう。
もちろん、子供に防犯意識を持たせること、安全対策を教えることが第一ですよっ(^◇^)
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1人で毎日お留守番ですが、毎日私の帰宅は7時過ぎだし、その間おとなしく家にいてほしいですがたぶんそうもいかないだろうし。
外で遊んでケガしないかとか、変な人に追いかけられないかとか、悪い遊びしないかとか心配は尽きません。