子供が大きくなるにつれてママの頭を悩ませるのが塾の問題です。
一口に塾と言っても、今はいろいろなタイプの塾があるので、自分の子にどれを選んでいいか迷ってしまいますね。
そんな悩めるママのお役に立てるよう、塾の選び方を一緒に考えていきたいと思います。
私の場合、子供が年中さんに上がり始めることから、周りにお勉強始める子が増えてきました。
花まる学習会とか、公文式とかですね。
小学校受験する子ならもっと早くから通いだしているかもしれません。
テレビでも個別指導やら少人数指導、家庭教師なんかのCMが頻繁に流れているけど、一体いつから塾に行かせたらいいの?
子供を持つママが必ずぶつかる塾問題について、一緒に考えてみましょう。
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塾はいつから行けばいいの?

子育てに正解はない、というのはここでも当てはまり、塾に行かせるのにベストな年齢は実はありません。
自分の子供を塾に行かせるタイミングについてのアドバイスです。
自分の子供を塾に行かせるタイミングは、どのように見極めたらよいでしょう。
塾のホームページなんかでは「早ければ早いほど伸びる」なんて言っているところもありますけど、あれはセールスですからね^^;
中学受験をするかしないかによっても分かれるところで、受験を考えている場合には早期教育が重要です。
大手進学教室では、1年生からコースがあり、6年間かけて受験用のプログラムが作られています。
そうなると、受験対策としては早いに越したことはない、というわけです。
では、受験しない家庭はどうでしょうか。
私には中学1年生の息子がいますが、塾は小学生のうちは必要ないと思っていました。
今はたくさん遊んでたくましくなれ~という気持ちで。
でも、現実はそうもいかなかったんです。
4年生になったくらいから、周りの子が塾や習い事で忙しくなっていって、あまり遊べなくなってきちゃったんですよ。
それでもまだ、息子を塾に入れるという考えはありませんでした。
でも、ですね…
算数が苦手だなっていうのは気づいてたんですが、テストでも「なんでこんなところ間違えるの?」なんていうミスが目立ってきたんですね。
テスト直しは毎回私と一緒にやるんですが、私が「当たり前」と思うことが息子にとっては理解できないのです。
たとえば、折れ線グラフです。
何度説明しても、縦軸と横軸の関係がわからないのです。
グラフに書いてあることを読み取れないのです。
そうなるとつい言い方が厳しくなってしまい、息子もそれに反抗してケンカになるなんてことしょっちゅうで、このままじゃ息子にとっても私にとっても悪い方向にしかいかないんじゃないか、と思うようになりました。
それが、私が塾に行かせることを考え始めたきっかけです。
あなたも、子供が授業についていけているようであれば、子供から「もっと勉強したい」と言い出すまではしばらく今のままで大丈夫だと思います。
でも息子のように、学校の勉強についていけてないなとママが気づいたら、本格的にわからなくなってしまう前に手助けしてあげましょう。
ママが教えてあげられるならそれで充分です。
私のように、どうしてもイライラしてしまう、教え方がわからないという場合は、塾も検討してみてください。
小学校でつまずいてしまうと、中学に入ってから完全に落ちこぼれてしまいます。
勉強がわからなくなると学校がつまらなくなり、行きたくなくなってしまうかもしれません。
そうなってからでは遅いので、気づいたら早めに対処してあげましょうね。
塾の種類

塾にはどんな種類があるのか紹介します。
個別指導塾
ブースで区切られた個室スペースで、先生1人につき生徒1~3名を見てくれるというところが多いです。
先生と相性が合わなければ、変更してもらうことも可能です。
その子の学力や理解力に合わせて学習が進んでいくため、わからないところを重点的に克服することができるので、学校の勉強の補助的な立場と考えてもよいし、受験用の進学塾と掛け持ちで通っているという子もいます。
少人数制指導塾
個別指導のきめ細かさと、グループ指導でお互い競争しあい高めあうメリット両方を生かした塾です。
同じくらいのレベルの子同士でクラス編成されるので、中学受験のために通っている子も多いのが特徴です。
集団指導塾
中学受験のために通う子供が多いのが集団指導型の塾です。
決められた時間、カリキュラムで授業が行われるため、一定のペースで学習が進んでいきます。
全国模試などもどんどん受けさせられるので、子供の相対的な立ち位置を把握しやすくなります。
自分の現在の学力よりやや高めの授業を受けるので、本人にやる気があればモチベーションを高めやすい環境といえます。
逆に、宿題をしなかったり授業を休んだりしてしまうとたちまち遅れてしまう上に、先生もすべての生徒に個別のケアまではできないというデメリットもあります。
家庭教師
先生が自分の家に来てくれて勉強を教えてくれます。
送り迎えが難しい、家じゃないと子供が落ち着いて学習できないなどの理由があるならば、先生が来てくれた方が便利ですね。
地域の掲示板などで個人的にやり取りしている方もいますが、派遣業者などに依頼して探す方が、先生の身元もしっかりしているので安心ですね。
宿題や自分の用意したテキストなどを教えてもらうこともできますが、要望を伝えれば自分のしたい学習に沿ったカリキュラムを用意してくれたりもします。
また、受験対策をより強力にするために塾と掛け持ちする子もいます。
子供のタイプ別 塾の選び方

どんな塾があるのかわかったところで、自分の子供には個別が向いているか集団が向いているか、判断しましょう。
個別向きの子
- 学校の勉強についていけない
- 勉強に苦手意識がある
- 自分で学習計画を立てられない
- 授業で挙手、発言することが苦手
- どこがわからないのか、自分でわかっていない
- 得意な単元と苦手な単元の差が激しい
- 他の習い事が忙しく時間の融通が利かない
集団向きの子
- 受験を考えている
- 競争意識が強く負けず嫌い
- 学校の勉強だけでは物足りない
- 学習に対して意欲的で、わからないことは物おじせず質問できる
- 勉強を最優先にした生活スタイルを確保することができる
まとめ
塾の種類と、どんな子が向いているかについて、おわかりいただけましたか?
どのタイプの塾でも、体験入学制度がありますので、まずはいろんなところを見て比べてください。
子供の感想や先生の応対、塾全体の雰囲気などを総合して、子供に合った塾を見つけてあげてくださいね。
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