2020年東京オリンピックの正式種目としてスポーツクライミングが追加されたことで脚光を浴びているのが、ボルダリングです。
子供も楽しめるボルダリングについて、ジムや体験教室などの紹介や、グッズやウエアなどについても取り上げてみたいと思います。
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もくじ
ボルダリングとは

はじめに、ボルダリングについて簡単に説明します。
ボルダリングは、5m以下のそれほど高くない壁を登る手軽でシンプルなクライミングで、子供や女性でも気軽に楽しむことができます。
赤や青、黄色やピンクなどカラフルな石がボコボコとついている壁を、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
壁についている色とりどりの大小様々な石はホールドとよばれ、そこに手や足を引っかけて壁をよじ登っていきます。
装備もとてもシンプルで、ボルダリングシューズとチョーク(滑り止め)だけです。
最近はボルダリングができるジムも増えているので、体験するにもだいぶハードルが下がっている印象があるので、子供にチャレンジさせてみたいな、子供と一緒にやってみたいなというママも増えているようです。
初心者対象!キッズボルダリング大会

初心者対象のキッズボルダリング大会のご案内です。
東京都:品川駅近くの山手通り沿いのボルダリングカフェ「VILLARS climbing」では、ボルダリング初心者の小学生を対象にキッズボルダリング大会を開催します。
http://villars.jp/kids_tournament2017
キッズボルダリング大会というだけでも珍しいですが、この大会は「初心者向け」というところが極めて珍しい大会で、始めたばかりの超初心者という子供でも参加することができるのが特徴です。
大会では、同じレベルの参加者と切磋琢磨しながら取り組むことで、スキル向上や達成感を得ることができ、さらに予選を勝ち抜いた子供は決勝へ無料招待されます。
2017年12月9日(土)、16日(土)、23日(土)、30日(土)
また、この大会の前に、キッズボルダリング体験会も開催されます。
これまで全くボルダリングをやったことのない子は、まずこの体験会に参加して感覚をつかんでから、大会に参加するのもOKということです。
『楽しく安全にバランスを養う!キッズボルダリング体験』
2017年11月23日(木)、25日(土)
キッズボルダリング大会・キッズボルダリング体験の詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000026636.html
子供OK!ボルダリングジム東京編5選
子供が利用できるボルダリングジムを5つ、紹介します。
・新宿「ボルダリングジムBOULCOM(ボルコム)」

7:00〜23:00まで毎日練習できる、新宿駅から徒歩4分のボルダリングジムです。
高校生以下なら、平日いつでも、または休日19時以降に受付した場合、その日の施設利用料が無料になります!
(18歳未満の利用は高校生:22時まで、中学生:20時まで、小学生:18時まで)
・渋谷「PEKID’S 」

日本初の、子供専用ボルダリングジムです。
3歳から利用でき、なんと英会話も一緒にマスターできてしまうという、一石二鳥のボルダリングジムです。
http://www.pekipeki.jp/PEKIDS/
・荻窪「B-PUMP 」

体験だけでなく、本格的な大会を目指せるプログラムが完備されたボルダリングジムです。
経験豊富なインストラクターが基礎からじっくり育成してくれるので、将来選手を目指したい子供にぴったりです。
小中学生が対象です。
http://pump-climbing.com/gym/bpump/
・江戸川区東葛西「ROCKLANDS(ロックランズ)」

クライミングから本格的なトップロープクライミング、リードクライミングまで練習できる、日本最大級の4階建てクライミングジムです。
原則、小学生未満の利用はできません。
・東京町田「フィッツクライミングジム」

グルグルエリアという初心者やキッズに最適な、高さ2.2mの100度と80度のスラブ、高さ4.5Mの115度の壁で囲まれた子供優先のエリアがあります。
キッズクラスは小学生から、未就学児なら親子クラスがあります。
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子供のボルダリングジムの選び方

子供のボルダリングジムの選び方です。
キッズボルダリングジムを選ぶとき、何より優先したいのは、通いやすさが一番です!
家の近くにあればラッキーですが、駅から近いとか、沿線が利用しやすいとか、子供が負担なく通えるジムを選んであげましょう。
ボルダリングは誰にでも親しみやすいスポーツといわれていますが、やはり5m近い壁を登っていくわけですからけがには十分注意しなければなりません。
キッズ専用スペースや子供が優先して利用できる時間帯があるジムもあります。
子供が安全にボルダリングができる環境がしっかり整った施設で、専任のインストラクターによる子供用のプログラムが用意されたジムがよいでしょう。
ボルダリングジムには何を持って行けばいい?

ボルダリングを体験または習う時の持ち物についてです。
ボルダリングで必ず必要なのは、クライミングシューズとチョークと呼ばれる滑り止めです。
これらはジムにもよりますが、レンタルできるところも多いです。
あとはスポーツなので、動きやすい服装と汗ふきタオル、水分補給のための飲み物があればバッチリです!
子供のボルダリングシューズ(クライミングシューズ)のおすすめ5選
子供のボルダリングシューズ(クライミングシューズ)のおすすめを5つ紹介します。
ボルダリングシューズというのは、正式にはクライミングシューズと呼ばれています。
町の靴屋さんではあまり見かけないと思いますが、スポーツ専門店やアウトドア専門店、楽天やアマゾンなどで買うことができます。
子供用となると特にカラフルでかわいいものが多いので、選ぶのが楽しいですよ!
そこで、子供におすすめのクライミングシューズのブランドを紹介したいと思います。
・MAD ROCK(マッドロック)

アメリカ西海岸発祥のマッドロックは、斬新なデザインと履きやすさが人気のクライミングシューズがそろっています。
ポップな色遣いとかわいいロゴが子供心をくすぐります。

>>Amazon:MAD ROCK クライミングシューズ一覧
・クライムX(クライムエックス)

2010年にアメリカに誕生したクライムXは、高品質低価格のクライミングブランドです。
子供のシューズはサイズ選びが難しいですが、こちらのシューズはヒールにパッドを入れて調節が可能なので、成長の早い子供にぴったりのシューズといえます。

・FIVE TEN(ファイブテン)

1985年創業のクライミングブランド、ファイブテンは、世界中に愛用者が多い老舗のブランドです。
他のブランドに比べてソールが薄めなので、始めたばかりの子供でも足裏の間隔がつかみやすいと人気のシューズです。

>>Amazon:FIVE TEN クライミングシューズ一覧
・evolv(イボルブ)

2003年にアメリカ・カリフォルニア州で誕生したイボルブは、16cmから対応ということで小さい子供に親しみやすいシューズです。
ヒール周りの調整ベルトや、つま先が厚く作られているなど、子供にも履きやすい設計が人気です。

・BUTORA(ブトラ)

ブトラは韓国初のクライミングシューズブランドで、日本人を含むアジア人の足型に最適なラストや設計が人気です。
キッズシューズは100%シンセティック・マイクロファイバー製で柔軟性や耐久性に優れ、痛くなく履き心地最高と高評価です。

ボルダリングが子供に与える影響

ボルダリングが子供に与える影響について考えてみます。
ボルダリングは、壁についた小さなホールドを手がかり、足掛かりに全身を使って登っていくスポーツなので、筋力はもちろん、柔軟性、バランス、体幹など全身をバランスよく鍛えることができます。
また、どのホールドを使ってゴールしなければならないというルールもあるので、体をどうやって使えば最適なルートでゴールできるか、常に頭で考えなくてはなりません。
体を動かしながら頭も使うので、想像力や物事を理論立てて考える力が身につきます。
このような経験を重ねてどんどん難しい課題にチャレンジを繰り返すことによって自分の実力を知り、ルートの難しさや危険の予測を立て、頭で考えた通りに体を動かすことが求められます。
あきらめないことや成功できるまでチャレンジし続けることは、強い精神力を養うために大切なことです。
このように、ボルダリングは子供の心と体にたくさんの良い影響を与えてくれるでしょう。
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子供のボルダリング体験者の口コミ

ボルダリングを体験したことのある子供やそのママたちから口コミを集めました。
お兄ちゃんと一緒にボルダリング教室に通っています。
登れた時の達成感はすごいうれしいです。
野球もやってるけど、指の力が強くなったからボールを投げる速さとか強さもうまくなってる気がします。
岩がカラフルでかわいかったからやってみたいと思いました。
思ったより簡単で、コーチに言われた通りに登っててっぺんまで行けたときはうれしかったです。
またやってみたいです。
テレビでクライミングを観て、カッコイイと思って習い始めました。
最初は先生に言われた通りにしかできなかったけど、自分で考えて登ったらむずかしかったけどすごく楽しかったです。
もっと練習してうまくなって、本物の岩を登れるようになりたいです。
スポーツクライミングの大場美和選手に憧れて、ボルダリングを始めました。
壁を登るという、一見単純なスポーツに思えるけど、自分で登ってみるとルートとか体の動かし方とかたくさん考えなきゃいけないことがあってすごく難しいスポーツです。
私は足も速くないし運動は得意じゃないけど、ボルダリングは続けていきたいと思います。
幼稚園のママ友親子と一緒にボルタリング体験に行ってきました。
石がカラフルなところが子供の興味をひいたみたいで、公園の遊具で遊ぶみたいに喜んで登ってました。
手の力と脚の力を鍛えるには、すごくいいスポーツだと思いました。
家の近所にボルタリングジムがあって、娘がそこを通るたびに「あそこ楽しそう」って言うので試しに体験を受けてみました。
娘は鉄棒とか登り棒が得意だから割と才能があったのか、コーチにも驚かれるほどスイスイ課題をクリアしていきました。
私もついでにやってみたけど、まぁきつかったです。
1時間弱の体験ですごい量の汗をかきました。
ダイエットにもよさそうです。
ボルダリング教室に通って1年経ちます。
ジムは電車で1時間と決して近くはないですが、息子がすごく熱心に練習しているので応援しています。
ボルダリングを始めてから、自分から筋トレをしたりシュミレーションをしたり、自分で考えて何かをするという自主性が身につきました。
あと、いろんな意味で集中力もついてきたかなと思います。
とにかくボルダリングをやる前と今とでは、本人の成長が違うので、やらせて良かったと思っています。
※こちらの口コミはボルダリングを体験した人たちの個人的な感想です。
子供のボルダリング教室・体験まとめ
子供のボルダリング、体験やレッスンを受けられるところは全国的に少しずつ増えつつあります。
ダイナミックな動きやわかりやすいルールなど誰にでも親しみやすい要素が満載で、競技としての認知度も上がり始めています。
脳と体すべてを使う全身・全体運動なので、「子供にどんなスポーツをやらせようか」と悩んだり「今やっているスポーツをさらにレベルアップさせるためにプラスで何かやらせたい」と考えているならボルダリングはぜひおすすめです!
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