ガッテン!交通事故SP高速道路催眠現象や4秒ルールとは?

交通事故

2017年4月26日放送のNHKガッテン!は『大型連休の前に!交通事故から家族を守りたいSP』です。

特に高速道路での事故に注目して、その原因をドライブレコーダーの解析や脳科学から徹底追求するという内容です。

番組で取り上げられた「高速道路催眠現象」や「4秒ルール」が、実際どんな事故につながり、またどうしたら事故を未然に防げるのかなど独自に調べてみたことを紹介します。

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高速道路催眠現象とは

高速道路催眠現象とはどのような現象か、説明します。

高速道路催眠現象とは、ハイウェイヒプノーシスとも呼ばれ、高速道路を走行中にだんだん意識がぼんやりしてきて眠気を催すという現象です。

睡眠不足とは関係なく、きちんと睡眠をとった場合でも起こるのが特徴です。

高速道路催眠現象が起こる原因

高速道路催眠現象が起こる原因です。

高速道路は信号のない平坦な道を延々と走り続けることや、同じ風景が続くことなどから運転意識の低下を招き、居眠り運転の原因となったり、目を開いていても判断力や注意力が鈍くなってきて、交通事故の引き金になります。

車線をはみ出して追突したり、渋滞時の玉突き事故などは、高速道路催眠現象が原因の事故が多いといわれています。

高速道路催眠現象による事故

2011年2月、東名高速道路で渋滞の車列に居眠運転のトラックが突っ込み、3人が死亡、6人が負傷した事故があります。

この運転手は自動車運転過失致死傷罪に問われ、禁錮5年4月の実刑判決が言い渡されました。

判決理由は、

「眠気をもよおした後、サービスエリアなどがあるのを認識しながら運転を中止しておらず、対応にかなりの甘さがあった」

「高速度でブレーキをかけることなく追突した過失は職業運転手として誠に重大」

ということで、高速道路睡眠現象の危険性に対する認識の甘さが指摘された事故でした。

高速道路催眠現象の予防

高速道路催眠現象を予防するための方法です。

・睡眠を十分とった状態で運転する

居眠り運転による事故は、生体リズムとの関係性が高いことがわかっています。

眠気のピークの時間帯は14~16時と、2~4時ですが、居眠り運転による事故もこの時間に増加しています。

睡眠不足による判断力の低下は飲酒時にも匹敵するそうで、例えば17時間続けて起きている状態は500mlのビールを飲んだ時と同じだといいます。

運転をする前には睡眠を十分とっておきましょう。

・2時間おきに休憩する

高速道路の運転などの単調作業の場合、眠気は2時間周期で起こるともいわれています。

NEXCOでも2時間おきの休憩を推奨しています。

このとき、仮眠も有効ですが、仮眠をとった後少し車外に出て体を動かすことも有効です。

・仮眠のコツ

仮眠の前にお茶やコーヒーなどのカフェイン飲料を飲んでおくとスッキリ目覚められます。

仮眠の時間は10~20分が最適で、それ以上だと逆に眠気が増してしまうので危険です。

・刺激を与える

音楽を流したりガムをかんだり、同乗者とおしゃべりするなど外からの刺激を与えて意識を保ちます。

 

先を急ぎたい気持ちはわかりますが、事故を起こしてしまっては元も子もありません。

長時間の連続運転は避け、休憩を挟みながら楽しくドライブしましょう!

※休憩はくれぐれもパーキングで行うようにしてくださいね。

路肩の停車は危険です。

 

また、運転中の居眠りやわき見運転を防止するアイテムもあります。

その名も、「居眠りウォッチャー ひとみちゃん 」。

ドライバーの目の動きや目の状態をセンサーが感知し、目を閉じたりよそ見をした秒数によってアラームやランプの点滅で知らせてくれます。

こういったアイテムを車内に搭載しておくというのも、事故防止には効果的です。

>>楽天市場:居眠りウォッチャーひとみちゃん

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高速道路の逆走

高速道路の逆走は、2日に1回のハイペースで起こっているそうです。

平成27年の高速道路での逆走件数なんと259件。

そこでわかったのは、逆走した人の7割が65歳以上の高齢者で、15%が認知症の疑いや飲酒などの危険運転だったということです。

改正道路交通法では、75歳以上のドライバーが認知機能の低下により生じやすい逆走などの「一定の違反行為」をした場合、臨時で認知機能検査を受けることになっています。

逆走の原因

逆走の原因については次のようなことが考えられます。

・ハザード知覚の弱さ

潜在的ハザード知覚(危険予知)が弱いと他者の行動の予測ができず、危険が迫っていても「自分には関係ない」と判断してしまう傾向があります。

・周りの情報や状況の変化に気づかない

周りの情報や状況の変化に気づかないので、ギリギリにならないと「危ない」という判断ができません。

・うっかり、ぼんやり

運転中に他の考え事に夢中になっていたり、ぼーっとしていたりすることによって自分の置かれた状況や周りの状況から意識が離れてしまうことが考えられます。

・知識不足

高齢の運転者の中には免許取得時、高速教習を受けていない人もいます。

そのため高速道路の危険性やルールなど、知識を持たないままに運転している人もいます。

 

このように、逆走の原因の多くが高齢による認知機能の衰えや判断力の低下によるものだといわれています。

行き先を間違えたり、行き過ぎてしまっても決して逆走せず、一旦次のインターで降りた後、正しい方向に進行しましょう。

逆走車両が向かってきたら、路肩など安全な場所に避難して衝突事故を避けてください。

自分が気を付けていても巻き込まれる可能性もあることから、運転には常に危険が付きまとうものと日頃から気を引き締めて運転することが、事故の予防につながりますね。

高速道路の4秒ルール

高速道路の4秒ルールについてです。

3秒ルールや4秒ルールとは、車間距離のことです。

高速道路走行中に危険を感じて急ブレーキをかけ、停止したり事故を回避するためには、走行速度が80km/hであれば、80m以上の車間距離が必要です。

これが3~4秒の車間距離だといわれています。

交通事故の予防まとめ

交通事故を起こす原因は、疲労・加齢のほか緑内障などによる視野狭窄など実に様々です。

交通事故は、自分がどんなに気を付けていても巻き込まれる可能性もあります。

自分では気づかないうちに、危険な運転をしている場合もあります。

こうしたことから、事故を未然に防ぐためには、疲労回復の工夫や、定期的な健康診断が有効だといえるのではないでしょうか。

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