みんなの家庭の医学で紹介の老化防止ホルモン「グレリン」を徹底解説!

グレリン

2017年2月14日放送の『みんなの家庭の医学』で紹介の、老化防止ホルモン<グレリン>についてわかりやすく解説します!

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グレリンとは

グレリンとは胃から分泌されるペプチドホルモンで、その働きは二つあります。

  1. 食欲を増進させる
  2. 成長ホルモンの分泌を促進する

 

グレリンが分泌されるのは、お腹が空いたときです。

お腹が減ると胃からグレリンが大量に分泌され、脳に「お腹が空いたから何か食べなさい」と指令を出します。

同時に成長ホルモンの分泌も促すので、グレリンが分泌されている時は成長ホルモンの分泌も活発になっているのです。

 

「たくさん食べると大きくなるよ」と言われているのは、グレリンが作用し食欲が増進することで、成長ホルモンの分泌が活発になることが関係しているためで、実に理にかなったことなんですね。

グレリンが老化防止のカギを握るというのは、食欲増進作用の方ではなく、成長ホルモンの分泌促進作用の方にあるんです。

では、なぜ成長ホルモンが若返りや老化防止のカギとなるのかを説明します。

若返り・老化防止と成長ホルモン

若返りや老化防止に成長ホルモンがなぜ重要かを説明します。

成長ホルモンは文字通り、成長に関するホルモンで骨や筋肉の発達に関わっているホルモンです。

しかし成長ホルモンにはもう一つ、とても重要な働きがあるのです。

それは「代謝」と呼ばれる、人間の体にある物質をエネルギーに変える働きです。

 

代謝は、食べ物をエネルギーに変えて体を動かしたリ、古くなった細胞を排出して新しい細胞を作り出したリ、人間が生きていくうえで必要なすべての活動のこと。

成長期の子供に成長ホルモンが必要なのはもちろんですが、このように代謝をつかさどるホルモンなので成人した大人にも必要不可欠なものなのです。

・成長ホルモンが出なくなるとどうなる?

成長ホルモンが出なくなると、人はどうなってしまうのでしょうか。

成長ホルモンは代謝にかかわるホルモンであり、代謝は人間のあらゆる健康にかかわっています。

成長ホルモンが十分に分泌されていないと、次のような症状になって現れてきます。

  • コレステロール値の上昇
  • 心疾患(心筋梗塞や狭心症)
  • 動脈硬化
  • 糖尿病

 

成長ホルモンは、脂肪の分解をしたり、血中コレステロールを下げたりする働きがあります

このような健康被害は、成長ホルモンが十分に分泌されていないことでリスクが高まる可能性があるとされているものです。

病気もそうですが、成長ホルモン不足は見た目の老化にも影響します。

  • 肥満
  • 筋骨量の低下
  • 肌荒れ

 

体脂肪、とくに内臓脂肪が増えるためお腹周りが大きくなります。

俗にいう、メタボリックシンドロームですね。

 

また、骨は一度できたら一生モノではなく、日々代謝で生まれ変わっています。

成長ホルモンが足りないと、骨が弱くなり、骨粗鬆症や骨折しやすくなったり、また背が縮んでしまったりします。

筋肉が衰えてくると、運動能力が低下して動きが鈍くなったり、姿勢が悪くなったりしていきます。

 

さらに、肌荒れや肌老化にも成長ホルモンが大きくかかわっているんです。

皮膚の汗腺というところに成長ホルモンの受け皿があるのですが、成長ホルモンが少ないと汗腺までたどり着けず、発汗量が減ることによって皮膚がカサカサに乾燥してしまいます。

 

それに、皮膚はターンオーバーといって約28日サイクルで生まれ変わっていますが、ターンオーバーも成長ホルモンなくしてはできません

成長ホルモンが少ないとターンオーバーの周期が長くなり、古くなった角質がいつまでも残ってしまうので見た目にはシワやくすみとなって現れ、「老けている」印象を与えてしまうのです。

 

成長ホルモンが不足すると、病気になりやすく、見た目的にも老化してしまうことがわかりました。

だから成長ホルモンの分泌を促すグレリンを増やすことが、老化防止のカギになるのですね。

・グレリンが細胞の老化をストップ!記憶力UPにも

グレリンが細胞の老化をストップするのには、サーチュイン遺伝子が関係しています。

サーチュイン遺伝子とは、細胞の老化をストップし、寿命を延ばす長寿遺伝子とも呼ばれるものです。

サーチュイン遺伝子は誰にでもあるものですが、働かせるにはスイッチをオンにして活性化する必要があります。

 

グレリンには、サーチュイン遺伝子をオンにする働きがあるのです。

サーチュイン遺伝子がオンになると、老化(エイジング)の原因に細胞レベルで働きかけるため、老化を防ぎシミ・しわ・たるみ・くすみなど、お肌のあらゆるエイジングを抑制することができます。
また、グレリンは記憶力の向上にも効果があるようです。

今から約10年ほど前、アメリカ・イエール大学ホーバス博士の研究で、グレリンが記憶力の向上に効果的と発表されました。

マウスを使った実験で、グレリンが脳の記憶をつかさどる「海馬」に作用して記憶力を高めることがわかったのです。

実験では、グレリンの投与で海馬のシナプス(神経細胞)が30%増大し、活動が活発になったということです。

このように、グレリンには食欲増進や成長ホルモン分泌促進だけでなく、いろいろな健康作用があることかわかりますね。

グレリンといえば南雲吉則先生!

若返り健康法の提唱者、南雲吉則先生の著書に「空腹が人を健康にする」というのがあります。

空腹が人を健康にする

 

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南雲先生は乳腺専門のナグモクリニック総院長で、彼の提唱する健康法は1日1食夕食のみ、朝と昼はゴボウ茶というものです。

ちなみにこのごぼう茶、こちらのページからお試しもできます。

>>驚きの60歳!南雲先生のごぼう茶お試しページへ

 

南雲先生の昔の写真も載っていますが全然違いますよね^^;

 

南雲先生が1日1食を勧めているのは、グレリン分泌促進のためです。

南雲先生によると、お腹が空いて胃がぐーぐーいっている時にグレリン→成長ホルモンが分泌され、どんどん若返っているというのです。

若返るというのは、見た目だけの話ではなく、老化や病気を食い止めることでもありますので、実践する価値はありそうです。

グレリンをたくさん分泌させる方法

ここまで、グレリンの老化防止効果について解説してきましたが、最後にグレリンをたくさん分泌させる方法をお伝えします。

・お腹を空かせる

グレリンは、空腹時に分泌されるホルモンです。

お腹がグゥ~っと鳴ったらグレリンが分泌されているサイン。

お腹が鳴ったからといってすぐに何か食べるのではなく、しばらくガマンしてグレリンをたくさん分泌させましょう。

また、肥満の人はグレリンの分泌が少ないと言われているので、老化防止のためにも適正体重を心掛けるようにしましょう。

・六君子湯

六君子湯という漢方は、グレリンの分泌を促進する作用があるといわれています。

成分は人参、蒼朮、茯苓、半夏、陳皮、大棗、甘草、 生姜から成り、主に胃弱の人に使われる漢方です。

なぜグレリン分泌が活発になるかというと、六君子湯の構成生薬である陳皮に含まれるフラボノイドが、脳内のグレリン受容体の数を増加させる働きをするためです。

六君子湯が胃腸の調子を整え食欲不振や吐き気などを抑えるしくみは、六君子湯がグレリンの分泌を促すことによるものなのです。

・黒糖焼酎

奄美の黒糖焼酎に含まれる成分が、グレリンを増強し健康寿命を延ばす可能性が高いという研究が鹿児島大学と国立がん研究センター、北海道大学、岡山大学の共同研究でわかりました。

奄美に長寿者が多いのも、グレリンの長寿遺伝子「サーチュイン1」を活性化し寿命を延ばす効果によるところが要因なのではないかとも言われています。

まだ研究段階とのことですが、お酒を飲むなら黒糖焼酎を飲むと老化防止に期待できるかもしれません!?

<おまけ>グレリン分泌と同時に期待できる空腹状態の効果

もう一つ、空腹になることによって細胞が若返るしくみを紹介します。

私たちの体は約60兆個もの細胞が集まってできていますが、その細胞一つ一つにミトコンドリアというものが存在しています。

ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作り出し、若さや元気の源になるもの。

 

ミトコンドリアは、エネルギーが不足している時や、もっとエネルギーが必要な時に活性化して増殖します。

だから空腹時というのは、ミトコンドリアが増殖するうえ、グレリン分泌も活発になるため、細胞から若返るのには最適な環境といえるわけですね。

老化防止ホルモン「グレリン」まとめ

グレリンの主な働きは食欲促進作用であるため、一見すると老化防止とは真逆のようですが、実はたくさんの老化防止・健康促進作用があることがわかりましたね!

グレリンをたくさん分泌させる方法も、「お腹が空いた状態を維持する」だけなので簡単です。

今日からグレリン分泌を意識して、老化防止、アンチエイジングを心がけましょう!

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