子供のおたふく風邪の症状や治療まとめ!出席停止はいつまで?

子供 おたふく風邪

おたふく風邪は幼児~小学生に多い感染症です。

保育園や学校などで流行ることもあるので、症状や治療、予防などについて知っておきましょう。

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おたふく風邪とは

おたふく風邪とは、ムンプスウイルスによる感染症で、流行性耳下腺炎といいます。

冬から春にかけて、また幼児から小学生に多い感染症で、一度かかると免疫ができるため生涯二度とかかりません

おたふく風邪の症状

ムンプスウイルスが体内に侵入すると、耳下腺という耳の下にある唾液腺が腫れてしまって「おたふく」のような顔に見えることから「おたふく風邪」と呼ばれています。

(おたふくって、オタフクソースとか狂言のお面のおたふくのことです)

ウイルスに感染してから症状を発症するまでに2~3週間程度、症状が出てから回復までには1週間程度かかります。

 

症状の特徴は、耳の下や頬の後ろの腫れと痛み、筋肉痛、全身倦怠感、頭痛、寒気などです。

耳の下や頬の後ろの腫れは、最初は片方で2~3日してもう片方が腫れたあと、合わせて1週間ほどで元に戻ります。

中には片方だけしか腫れない人もいるし、まったく腫れないという人もいます。

たとえ片方しか腫れなくても、まったく腫れの症状がなくても、きちんと免疫はつくため二度とかかることはありません。

おたふく風邪を見極める

おたふく風邪は感染力が強いため、感染している場合は他の人にうつさないようになるべく早く対処しなくてはなりません。

ママから見て、子供に次のような変化がみられたら、おたふくカゼを疑ってみた方がいいかもしれません。

・耳の下が首につながったように腫れている

・腫れを触ると痛がる

・テレビに近づき片方の耳だけで聞いているなど、耳の聞こえが悪くなった

・「食べ物を噛んだり飲んだりすると痛い」と言う

おたふく風邪の治療と対処法と予防法

おたふく風邪にかかった時の治療や対処法、予防についてです。

おたふく風邪の治療や対処法

おたふく風邪はウイルス性感染症なので、抗生物質は効かず、特効薬はありません。

解熱鎮痛剤などで痛みを和らげながら、免疫力で自然治癒するのを待ちます。

そのため、対処法としては、

・食事は柔らかく飲み込みやすい物を与える

・体力を保つため安静にする

・痛みがひどい時は冷やす

熱が下がらないときや激しく痛がるとき、他の症状を訴えたときはすぐにお医者さんに診てもらいましょう。

おたふく風邪の予防

おたふく風邪の予防には予防接種が有効です。

ただし定期接種ではなく任意接種のため、費用は自費になります。

おたふく風邪にかかると、怖いのは合併症です。

ムンプスウィルスは全身のいろいろな所、特に神経組織や内分泌系腺組織に広がって様々な合併症(髄膜炎・脳炎,難聴,膵炎,精巣炎・卵巣炎 等)を起こします。

その合併症は重症化するものも多く、ムンプス難聴は聴覚神経の死滅によって起こるので一生難聴になってしまうこともあります。

 

おたふく風邪のワクチンの効果は約90%と言われますが、たとえ十分な免疫がつかなくてかかってしまっても、自然にかかるより軽症で済みます。

ワクチンは1歳から接種することができ、費用は自治体や病院によって異なりますが3000円~7000円程度というのが相場のようです。

飛沫感染や接触感染によってうつるので、保育園や学校などでの集団感染が多いのです。

予防接種以外には、手洗い・うがいくらいしかありません。

大人になってからかかるとさらにひどい症状になるので、やはり赤ちゃんのうちに予防接種は打っておいた方がいいですね。

おたふく風邪は大人がかかると大変

おたふく風邪は大人がかかると重症化しやすいので注意が必要です。

熱や耳まわりの腫れなどの症状は子供と同じですが、合併症を起こしたとき重症化しやすくなります。

合併症は髄膜炎や難聴だけではなく、男性は睾丸炎、女性は卵巣炎などがあり、特に睾丸炎は15歳以上のおたふく風邪患者のおよそ30%にみられる症状だそうです。

会社も1週間ほど休むことになるし、その間は子供の世話もままならないし、いろいろなダメージが大きいです。

昔かかったかもしれないけどよくわからない、という場合でも、予防接種を受けても問題ないそうです。

子供がかかってしまった時に共倒れにならないように気を付けてください。

おたふく風邪の出席停止期間

おたふく風邪は学校保健安全法に指定された第2種の感染症なので、感染者は一定期間登園・登校ができません。

出席停止の期間は『耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫張が発現した後5日を経過し、かつ、全身症状が良好になるまで』です。

ですが『病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません』という補足があります。

保育園や幼稚園、学校によってはお医者さんから書類を書いてもらわなくてはいけないところもあるので、もしおたふく風邪になったら園や学校に確認るすようにしましょう。

子供のおたふく風邪まとめ

おたふく風邪って、名前はかわいらしいですがいざなってみると本当に辛いもの。

しかも1週間は子供も親も自宅から出られないので、収入面や精神面でもつらいですよね。

合併症などの問題もあるし、任意ではありますがやはり予防接種はおすすめです。

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