おねしょ対策どうすれば?おねしょの原因と対策を考えよう!

おねしょ

子供はおねしょするもの、とわかってはいるけれど、年齢が上がるにつれて「うちの子、まだおねしょしていて大丈夫かな」とだんだんママは焦ってきます。

おねしょが治らないと夜尿症っていう病気かもしれないって聞いたことあるんだけど、夜尿症って何?など、おねしょにまつわる、いろんな疑問にお答えします。

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おねしょはなぜ起こるの?

おねしょがなぜ起こるのか、おねしょのメカニズムです。

まず、おねしょとは「夜、寝ている間に意識せずお漏らしをしてしまい、パジャマや布団を濡らしてしまう」こと。

 

おしっこは腎臓で作られ、膀胱にたまります。

寝ている間に作られるおしっこの量と、おしっこを溜める膀胱の大きさのバランスがくずれたときに、おねしょをしてしまうのです。

年齢によっておねしょの状況は次のように変化していきます。

 

・0~1歳

膀胱が小さいうえに昼と夜の区別なくおしっこが作られるので、一晩に何回もおねしょをする

 

・2~3歳

膀胱が少し大きくなり、夜作られるおしっこの量もいくらか減ってくるが、まだ半数近くの子どもがおねしょをする

 

・4~5歳

膀胱の大きさが安定し、夜作られるおしっこの量も減るので、多くの子どもがおねしょをしなくなる

 

・6~7歳

ほとんどの子どもがおねしょをしなくなる

 

社団法人日本小児保健協会の調査によると、おねしょをしている子どもの割合は、3歳代で42.3%、4歳代で29.6%、5歳代になると16.6%と、年齢が上がるにつれてどんどん減っていくということです。

なぜ年齢とともにおねしょをしなくなるのかというと、体の成長に伴い膀胱も大きくなってたくさんのおしっこをためられるようになること、「抗利尿ホルモン」というおしっこを濃くして量を減らすホルモンが発達することが関係しています。

 

このようなことから、ある程度の年齢に達してもおねしょが治らない子の場合、ホルモンや体の発達が未熟である可能性が考えられます。

こうした未熟性の原因は遺伝的な背景があるものが大部分なので、育て方や生活環境の変化、精神的な要因は関係ないと言われています。

だからこどもの自立心が足りないとか、夜起こした方がいいとかそういった情報に惑わされ、子供を叱らないでくださいね。

子供は気にしていないように見えても、自分がおねしょをしてしまったことに十分傷ついているんです。

 

おねしょが心配で数時間ごとに起こしてしまうと、熟睡している間に分泌されるはずの抗利尿ホルモンが抑制されてしまいます。

膀胱もおしっこをいっぱいにためることを繰り返し覚えて大きくなるので、おしっこが十分にたまる前にトイレに連れて行ってしまうと、膀胱も成長できなくなってしまいます。

だから、子供の成長には個人差があることをママがちゃんと理解しておおらかに見守ることで、子供もママもストレスが減り、自立も促されていくのです。

おねしょの対策

幼児期のおねしょの対策です。

・起こさない

これまで聞いていたのと全く違う情報ですか?

「夜中にトイレに起こした方がいいんじゃないの?」と思ったママ、寝ている子供を起こしてトイレに連れていくのは逆効果なんです。

夜中に起こすと睡眠リズムを乱し、おしっこの量を調整する抗利尿ホルモンの分泌を減らしたり、夜間の膀胱のためを悪くしたりして、おねしょが治りにくくなります。

 

・水分摂取の量と時間に配慮する

おねしょは、寝ている間に作られるおしっこの量とおしっこを溜める膀胱の大きさのバランスがくずれたときに起こります。

幼児期のおねしょは単に水分の摂りすぎで膀胱の許容量を超えてしまって起こることが多いです。

厳しくしすぎる必要はありませんが、夕方以降は水分摂取量を控えめにしたり、寝る前はなるべく飲まないようにするなど水分補給の量とタイミングに気を付けてみましょう。

 

・寝る前にトイレに行く習慣をつける

膀胱に残ったおしっこを空っぽにしておけば、夜中にためられるおしっこの量も多くなります。

 

・トイレを無理に促さない

「トイレ行ったの?」と数時間おきに声をかけているママも多いかと思いますが、これだと子供は自分のタイミングで排尿することを覚えません。

自分のタイミングではないので、膀胱がいっぱいになる前に排尿することを繰り返すことになります。

膀胱がいっぱいになり、子供が行きたくなったタイミングで自発的にトイレに行くという経験がないと、膀胱が発達せず尿をためておくことができなくなります。

 

・おむつを利用する

夜間おむつを使用したからといって、それがおねしょを長引かせる原因にはなりません。

おねしょは、ホルモンと膀胱の成長の問題なので、まだ成長が未発達なうちは「この子はまだ、時期じゃないのだ」子供のありのままの状況を受け容れて、夜間用のおむつを利用しましょう。

その方が、お布団の処理も心配しなくて済みますよね。

 

・おねしょシーツ(防水・吸水シーツ)を利用する

おねしょの頻度がそんなに高くなく、いつするかわからないような時は、おねしょ用の防水・吸水加工したシーツを布団の上に敷いて寝るようにするとよいでしょう。

何歳までに治さないといけないの?

おねしょは何歳までに治さないといけないのか、ガイドラインはあるのでしょうか。

実際のところ「何歳までに治さないといけない」という決まりはありません。

目安として、小学校入学前くらいの5~6歳以降になるとおねしょをする子は徐々に減ってきます。

 

ですが、小学校入学以降もおねしょが続くようだと「夜尿症」という病気の可能性があります。

夜尿症のガイドラインは、「5歳以降で1ヵ月に1回以上の夜尿が3ヵ月以上続く場合」とされています。

そうなると医療機関での受診が必要になりますので、もし小学校に入っても月に数回おねしょをしてしまうというようなら一度お医者さんに相談してみた方が良いかもしれません。

夜尿症ってなに?

夜尿症についての説明です。

ヒトは、成長するにつれて1日の中の排尿リズムが整い、夜間寝ている間は排尿をストップできるようになっていきます。

ところが抗利尿ホルモン分泌が未熟で夜間のおしっこの減少が不十分であったり、自律神経のバランスが未熟で膀胱の大きさが不十分なために、寝ている間にもたくさんのおしっこができてしまうのでおねしょをしてしまうのです。

このような原因から、夜尿症は4つのタイプに分けられます。

  1. おしっこの量が多い「多尿型」
  2. 膀胱の大きさが未熟な「膀胱型」
  3. どちらの傾向もみられる「混合型」
  4. いずれにも該当しない「正常型」

子供がどれに当てはまるのかはきちんと専門医に診断してもらわないと判断できないので、心配なようならお医者さんに相談しましょう。

小児科や内科、泌尿器科で相談できます。

まとめ

おねしょは自然に治っていくことがほとんどですが、小学生になるとおねしょのために子供が自信をなくし、心理面や社会面、生活面に影響を及ぼすこともあります。

夜尿症にともなう精神的な影響がストレスになって、おねしょを長引かせてしまうこともあるので、年齢やおねしょの頻度を考えながら、必要に応じてお医者さんに相談することも大切です。

 

「相談するのが恥ずかしい」という子供もいるかもしれませんが、夜尿症であれば治療で改善するし、そうでないとわかれば子供だって安心して自分のペースで卒業しようとするものです。

まずは、一般的な目安を知り、自分の子の成長スピードをみながらおおらかな気持ちで見守っていきましょう。

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