【生命38億年スペシャル人間とは何だ】健康・長寿の最新常識をわかりやすく解説!

生命38億年スペシャル

2017年8月14日放送の【生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識】では、盲腸の役割やアルツハイマー、血管年齢、腸内細菌や太陽光などの最新常識を放送します。

そこで当サイトマミィでは、番組テーマに沿って健康長寿について調べてみたことを、わかりやすくお伝えします。

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盲腸の役割

始めに、番組テーマの一つである、盲腸の役割について説明します。

盲腸は大腸の一部で、小腸と大腸のつなぎ目あたりにある短い部分です。

盲腸の先端には小さな虫垂という器官がつながっていて、俗に「盲腸」と呼ばれている虫垂炎は、この虫垂が炎症を起こした状態のことをいいます。

これまでは、生命活動において不要な器官と考えられていたため、虫垂炎を起こした時に手術で切除するというのが一般的な常識として考えられていました。

ですが、米ミッドウェスタン大学のヘザー・スミス博士の研究で、虫垂には免疫細胞の反応を促すとともに、腸内の善玉菌が減少すると増やす働きをすることがわかったといいます。

つまり、虫垂にはリンパ組織が集中しており、IgAという抗体を産生して腸内細菌のバランスを調整しているというのです。

 

抗生物質を飲んだり、食中毒などを起こして腸内の細菌が排出されてしまった時に、虫垂が善玉菌を増やす働きをして腸内細菌のバランスを整えてくれるのだそうです。

体の免疫力は、整った腸内環境から生まれます。

だから、腸内細菌のバランスを整える役割をもった虫垂は、私たちの体にとってとても大切な器官であるといえるのです。

きんさんぎんさんの長寿の秘密

続いて、番組では長寿の秘訣を探るため、ご長寿タレントで有名だった故蟹江ぎんさんの娘さんたちに密着します。

1990年代、ご長寿タレントとして国民的人気者だったきんさん・ぎんさんという双子姉妹がいました。

きんさんは107歳で、ぎんさんは108歳で亡くなられましたが、ぎんさんがなくなった時に長寿の秘訣を探るべく病理解剖が行われました。

その結果、ぎんさんは108歳で亡くなったのにもかかわらず、なんと肉体年齢が実年齢より20歳も若い状態だったそうです。

 

胃や肺や肝臓などの臓器にがんはなく、心筋梗塞や脳梗塞などの病変もなかったということです。

また、血管も柔らかくきれいだったそうです。

ぎんさんの病理解剖を行った南生協病院 棚橋千里医師によると、ぎんさんの健康長寿の秘訣は食生活と運動、そして人とのつながりだったのではないかということです。

では、具体的にどのようなことが健康長寿に関係していたのかをあげてみます。

・食生活

ぎんさんは、好き嫌いがほとんどなく、何でもまんべんなくバランスよく食べていたということです。

特に大好物だった魚料理は、良質なたんぱく質が摂れるとともに、DHAやEPAなどオメガ3と呼ばれる健康にとても良い脂が豊富に含まれています。

オメガ3は善玉コレステロールを増やして血液をサラサラにしたり、血管をしなやかにしたりする働きがあります。

また、ぎんさんが良く飲んでいたという日本茶も、カテキンという抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれています。

カテキンはコレステロールを下げてがんや動脈硬化を予防したり、血圧や血糖値を抑える働きがあります。

 

このように好物から見えてくる体に良い食べ物の他にも、見逃せないポイントがありました。

それは、腹八分目を心がけることと、みんなで食卓を囲むということです。

みんなで楽しく食べることは食べ過ぎを防ぎ、また脳も活性化されるので、こうしたことも長寿の秘訣につながるのかもしれませんね。

・1日30分の運動習慣

ぎんさんは、100歳を過ぎても毎日30分〜1時間の散歩を続けていたそうです。

1日30分の散歩をすることで、体のバランス感覚と筋肉が保たれて転びにくくなり、寝たきりになるのを防ぎます。

1回に30分が無理でも、10分ずつ3回に分けたり、15分ずつ2回に分けたりしても大丈夫です。

毎日が難しければ3日以上あけずに定期的に行えばよいとのことなので、続けることが大切といえそうです。

・人とのつながり

きんさんぎんさんは、「私たちは双子だから長生きできた」とテレビで何度も言っていました。

大切な誰かがいるから頑張ろう、というのは生きる気力になります。

家族や地域の人たちとのつながりをもつことは、食事や運動とともに健康長寿には欠かせないことなのかもしれません。

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太陽光と子供の近眼の関係

次に、太陽光と子供の近眼の関係について解説したいと思います。

日本は現在、高校生の65%が裸眼視力1.0未満の近視という、近視大国ともいえる状況だといいます。

テレビやゲーム、スマホの普及が原因という説がこれまで一般的でしたが、番組では太陽光不足が原因ということを説明しています。

現代っ子は外にいる時間が短く太陽光を十分に浴びることができないので、目の網膜の遺伝子スイッチが入らず近視になってしまう、というのです。

 

太陽光の中でも「バイオレットライト」と呼ばれる紫色の光が、近視を抑制する効果があるということが慶応義塾大学の坪田一男教授らの研究によって発見されたといいます。

目の網膜の遺伝子スイッチとは、EGRIという遺伝子のことで、この働きによって近視を抑制してくれるといいます。

バイオレットライトは、人の目で見える可視光線の中でも波長が短い360〜400ナノメートルの光で、屋内にはほとんど存在しないといいます。

だから、バイオレットライトを浴びるには、外で太陽光に当たるか、室内にいても窓を開けることが必要です。

 

コンタクトレンズを使っている中高生を対象にしたバイオレットライト透過率と近視の進行具合を比較した研究では、バイオレットライトを透過するレンズを着用した116人は、透過しないレンズを付けた31人より近視の進行が少ないことがわかったといいます。

近年、太陽光は紫外線の害などマイナス部分ばかりクローズアップされていますが、このように体に有用な働きもあるのだことも知っておくことが大切ですね。

最新のがん治療「免疫チェックポイント阻害療法」とは

免疫チェックポイント阻害療法とはなにか、わかりやすく説明します。

免疫チェックポイント阻害療法とは、抗がん剤、手術、放射線治療に続く第4の最新治療法といわれているものです。

番組では、大阪国際がんセンターにおける肺がん患者に対する免疫チェックポイント阻害療法での治療の過程に迫ります。

 

免疫チェックポイント阻害療法で使われる、日本で承認されている免疫チェックポイント阻害剤は大きく2種類あります。

それは抗PD−1抗体として「ニボルマブ」、抗CTL―4抗体として「イピリムマブ」というものです。

がん細胞は、免疫を働かせなくさせて自らを増殖させていきますが、免疫チェックポイント阻害剤はがん細胞が免疫を働かせなくすることをストップし、免疫力を高めてがんと闘います。

私たちの免疫は、がん細胞など異物を攻撃して排除する働きがありますが、免疫が働きすぎると今度は過剰に細胞を傷つけて自己免疫疾患を起こしてしまいます。

これを防ぐために、免疫が働きすぎないようにコントロールするためのブレーキ機能が備わっているのですが、がん細胞はこのブレーキ機能を利用してどんどん増殖していくのです。

 

そこで、免疫のブレーキを外すことで免疫を活性化して、がん細胞をやっつけようというのが免疫チェックポイント阻害剤というわけなんですね。

日本では2014年にニボルマブが悪性黒色腫とも呼ばれる皮膚がんの一種であるメラノーマに対して承認され、2015年には非小細胞肺がんに適応が広がり、2016年4月時点で腎細胞がんやホジキンリンパ腫に対する効能や効果の追加が申請されています。

イピリムマブは2015年に承認されています。

その他の関連情報

他にも番組で取り上げるテーマについて、関連情報を集めていますでご紹介します。

かつて当サイトで紹介した記事の中で、番組テーマに関連した役立つ情報をピックアップしてみましたので、ぜひあなたの健康のためにお役立てください。

●肌年齢・血管年齢が若返るアンチエイジング食について

>>ジョブチューン病気を予防する最強の食べ物SP!

>>たけしの家庭の医学!認知症を予防&血管の老化を止めるSP

●日焼けと子供の成長について

>>ガッテン!骨・筋肉にビタミンDパワー魚と紫外線を上手に活用

>>みんなの家庭の医学ビタミンDで老化ストップ!

●血糖値と糖尿病・肥満の関係

>>その原因Xにあり!血糖値改善で熱中症・糖尿病予防に効果的な食べ物は?

●免疫力を高める腸内細菌

>>あしたも晴れ!人生レシピで放送の【腸内細菌】の力を活用して美と健康を

●アルツハイマーを予防する

>>ガッテン!認知症予防は脳のゴミ【アミロイドβ 】排出が大切?

まとめ

生命科学の進歩は目覚ましいものがあります。

番組のテーマ通り、これまでの常識は今では非常識となっていることも多いでしょう。

健康に関する知識や情報は、時代の流れとともに変化しています。

いつまでも元気でいるために、最新の健康や医療の情報を知ることはとても大切なことです。

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