母乳が出ない!その原因と対処法についてまとめてみました

母乳でない

「赤ちゃんにとって一番の栄養素は母乳!」という母乳神話は今でも根強い一方、母乳が出なくて悩んでいるママも大勢います。

ここでは母乳が出ないその原因と対処法について、解説していきます。

スポンサーリンク

母乳の適量って?

赤ちゃんが飲む母乳の量はだいたい決まっています。

生後1週間くらいまでの新生児の場合、およその目安は

日齢×10ml+10ml

といわれています。

 

なので1日目には20ml、2日目は30ml、7日目は80mlというように、日ごとに増えていきます。

ちなみに生後1~2カ月では80~120ml、3~4カ月では120ml以上が目安となります。

 

「どのくらい飲んだのかな?」と母乳の量を計るには、赤ちゃんの母乳を飲む前の体重と飲んだ後の体重を計ることでおおよそ計算できますよ。

母乳量が十分に出ているかなと心配なときには、面倒くさがらずにきちんと計ってみてくださいね。

母乳が出ない!と判断する前に

母乳が出ない!と判断する前に、次のことを確認しましょう。

「母乳が出ない」と感じるのは、どんなことがきっかけでしょうか?

  • おっぱいが張らない
  • 赤ちゃんにおっぱいを飲ませてもすぐに泣く
  • 本当に出ない

ここで大切なのは、自分の原因をしっかり把握することです。

よく、母乳を出すにも練習が必要、といいます。

 

赤ちゃんにたくさん飲んでもらうことで、ママの体も母乳をどんどん生産できるようになり、だんだん出もよくなっていくといわれます。

また、おっぱいが張ると感覚的に「母乳がたまっている」と実感できるので、張っていないと「もしかして出ないのかも…」と不安になってしまうかもしれません。

でも、張っていなくても心配はいりませんよ。

 

母乳は、赤ちゃんが飲むときに、吸う刺激によって作られるものです。

たとえ張っていなくても、赤ちゃんがしっかり飲めていれば、安心して大丈夫です。

では、本当に出ない場合はどういったことが考えらえれるでしょうか。

母乳が出ない原因

母乳が出ない、という時の原因は一つではありません。

産後のママは、心も体もとてもデリケートです。

母乳が出ない原因は人によってさまざまなので、自分がどれに当てはまるのかをチェックして、自分に合った方法で対処していきましょうね。

精神的な場合

育児には不安はつきものです。

しかも、赤ちゃんの体重が思うように増えなかったり、泣く回数が多かったり、雑誌やネットで見かけた情報と少しでも違ったりしたとき、焦ったり不安になってしまうママは多いことでしょう。

そういった精神の不安定から、母乳が出なくなってしまうことがあります。

 

そして焦れば焦るほど、心が不安定になり余計に母乳が出にくくなる原因になってしまうこともあります。

人は一人ひとりみんな違うように、赤ちゃんだってみんなそれぞれ。

育児も自分と赤ちゃんのペースに合わせてやればいいんです。

 

そうやって気持ちに余裕を持つことが、母乳不足を解消する一歩になるかもしれません。

地域の保健センターや産婦人科、小児科などで母乳相談を行っているところもあるので、そういう場所を活用してもいいですね。

身体的な場合

・陥没乳頭

本来、突起している乳首が陥没しているために赤ちゃんがうまく口に含むことができずに授乳ができない、という場合です。

この場合、マッサージなどで改善することもあり、陥没乳首のマッサージについては助産師さんが教えてくれる病院もあります。

基本的には乳首をつまむように圧をかけていくというもので、繰り返すことにより徐々に赤ちゃんが吸いやすい形になっていくはずです。

 

また、乳頭吸引器のような器具を使って埋没した乳首を吸引する道具もあります。

ベビー用品コーナーやネットでも買うことができるので、チェックしてみてくださいね!

 

・乳腺炎

乳腺炎にかかると、おっぱいが固くなり激しい熱や頭痛を発症します。

ひどくなると細菌に感染したり、母乳が黄味がかってきたり、赤ちゃんにも危険な状態となります。

最初は母乳のつまりから小さなしこりができる程度ですが、放っておくとどんどんしこりが大きくなり、やがて胸全体がカチカチに固まってしまいます。

 

悪化した場合はお医者さんの受診が必要になりますが、「詰まってきたな」と感じたら甘い物や脂分の多い食べ物を避けたり、母乳をためずに搾乳して出し切ったり、痛い場合には冷やしたりするといいです。

民間療法ですが、キャベツの葉っぱをあてる、なんて方法で対処したママ友もいましたよ!

栄養不足

母乳は血液からできています。

そのため、貧血や栄養不足も、母乳不足の原因になることがあります。

また、水分不足も良くありません。

厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」によると、授乳期の女性のエネルギー必要量は付加量として+350cal必要だそう。

こうしたことを頭に入れて、母乳を作るのに必要な栄養をきちんと取ることもまた、大切ですね。

母乳が出ないときの対処法

母乳が出ない原因がわかったら、次は原因に応じた対処法です。

原因がはっきりわかっている場合はいいのですが、自己判断できないような時や原因が複数考えられる時には、お医者さんや助産師さんのアドバイスを受けるようにしましょうね。

マッサージ

出産後、産院で母乳マッサージをしてもらったりやり方を教わったというママは多いのではないでしょうか。

私も、初めての出産のあと助産師さんから母乳マッサージを教わりました。

母乳マッサージは、主に乳腺を刺激する胸全体のマッサージと乳首のマッサージ、2種類あります。

母乳外来がある病院や、母乳マッサージを教えてくれる教室もあるようですが、ネットで動画もたくさん紹介されていますので参考にしてみてはいかがでしょうか?

※ネットや雑誌で紹介されているマッサージはすべての人・症状に効果があるとは言い切れない部分があります。

食事

授乳中、ママが食べるものによって母乳の味は変わるそうです。

また、砂糖や乳脂肪の摂りすぎは乳腺が詰まりやすくなったり、母乳の出が悪くなるとも言われています。

ファストフードや添加物、偏った食事はママ自身の便秘や体調不良につながるだけでなく、赤ちゃんに湿疹やアレルギーを発症させる原因になる場合もあります。

 

有機栽培、無添加などこだわりだせばキリがないですが、毎日のことなのであまり難しいことは考えなくても基本的には刺激物は避けて「栄養バランスの良い健康的な食事」を心がければよいでしょう。

低脂肪・高タンパク(和食・海藻類・果物・白身魚など)→ ◎

高脂肪・高カロリー(ラーメン・ハンバーガー・揚げ物・ケーキなど)→ ×

サプリメント

母乳の出を良くするサプリ、なんていうものも売っています。

多くの商品は主にハーブなどがブレンドされた天然由来のため安全だと考えられますが、ママの体を通して赤ちゃんの口に入る物なので、原材料や販売会社などはきちんとチェックして、安全性を確かめたうえで上手に利用しましょう。

関連記事:ほほえみママミルクブレンドの口コミや体験談!母乳育児応援ハーブティー

関連記事:たんぽぽコーヒーは母乳に効果あり?たんぽぽ茶との違いや副作用・乳がんについて

まとめ

母乳育児には、赤ちゃんの栄養補給、免疫力・抵抗力UP、赤ちゃんとのスキンシップ、産後の体の回復などさまざまなメリットがあります。

ただこれらのメリットばかりに振り回されて、「母乳じゃないとダメ」「母乳育児じゃないと母親失格」みたいな極端な考えがあることもまた事実です。

 

赤ちゃんが母乳を飲むのは何のためでしょう。

赤ちゃんがすくすく成長するためですよね?

赤ちゃんはミルクでも育ちます。

 

母乳、母乳とママが焦って不安な顔をしているよりも、「足りなかったらミルクで補えばいいわ~♪」と笑っている方が赤ちゃんも嬉しいんじゃないかと思います。

だからあまり悩まずに、母乳が出ないときはここでご紹介した対処法や専門機関を訪ねて、不安を解消してくださいね。

いろんな方法を試してみてもやっぱり出ない!という時には、ミルクに頼っちゃいましょう。

大丈夫、それでも赤ちゃんはちゃんと育ちますってことを、母乳とミルクの混合栄養で育児してきた私がここでお伝えします。

スポンサーリンク